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BRIDESHEAD REVISITED
第1次・第2次世界大戦間を舞台にイギリスのある貴族の姿を描いた、イーヴリン・ウォーの同名小説の映画化。友人との会合で出会ったマーチメイン侯爵の子息セバスチャン(ベン・ウィショー)の、何事にもとらわれない自由で純粋な姿に魅了されたチャールズ(マシュー・グッド)。やがて親しい仲になり、多くの時間をともに過ごすようになった2人ですが、チャールズは偶然出会ったセバスチャンの妹ジュリア(ヘイリー・アトウェル)の美しさに次第に惹かれていきます。マーチメイン家の名前を重んじる母(エマ・トンプソン)の期待に応えるべく、望まない結婚をすることになったジュリアは、自分の本当の想いを心に閉じ込めて静かに結婚を受け入れようとしますが、ある夜の出来事をきっかけに、3人の関係が崩れてしまい・・・。
原作本だけでなく、1981年にイギリスで製作された同名テレビ・ドラマも高い評価を得ている本作品。今回の映画の中で目を奪われるのは、一族が暮らす城として用いられたイギリスに実在する有名な古城 "ハワード城" の圧倒的な美しさで、内装や彫刻をはじめ、申し分がないほど優雅な貴族社会の暮らしぶりを映し出しています。貴族としての誇りと個人としての自由との狭間で揺れ動く一族の姿がそれぞれ異なる目線から描かれており、中でも自分の生き方を貫こうとするセバスチャンの姿とその父マーチメイン侯爵の場面は印象的でした。単なる純愛映画ではない、とても重厚な作品となっています。公開は7月25日から。(わ)
写真©Miramax Films
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