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ベン・スティラーをこよなく愛する人には必見の超過激なアクション・コメディ。おまけにジャック・ブラックとロバート・ダウニー・ジュニアが共演と来れば、この熱い映画を観ずにこの夏は越せないでしょう。
至上最大規模の戦争映画を作ろうと試みる自己陶酔気味なアクション・スターのタグ(ベン・スティラー)は、これまた自己陶酔気味の俳優カーク(ロバート・ダウニー・ジュニア)とコメディアンのジェフ(ジャック・ブラック)をキャスティングしたものの、費用がかさみ、制作側から撮影中止を強いられてしまいます。しかし、それを受け入れたくないタグは撮影を強行すべく、俳優たちを引き連れて東南アジアのジャングルへ。そこには彼らの想像をはるかに超えたワルたちが待ち構えていて、映画の撮影どころかとんでもないことに巻き込まれてしまい・・・。
主演だけにとどまらず、今回も自らメガホンを取ったベン・スティラーの奇抜で奇想天外なアイデアにのっけからまたもやあ然とさせられ、大笑いする人もいればこれを笑いにしてしまっていいのかと戸惑う人もいるでしょう。青春映画の名作 『リアリティー・バイツ』 と本作を撮った人物とは思えません。そんな微妙なさじ加減をしっかりと抑えているのがベンの凄いところ。そんなベンのアイデアをしっかりと汲んでいるのが、『カンフー・パンダ』 の大ヒットが記憶に新しいジャック・ブラックで、彼がスクリーンに現れるたびにきっと何か仕出かすに違いないといつも期待してしまいます。また、来年にはウォーク・オブ・フェイムに名前が刻まれることが発表され、今や名実ともにハリウッドを代表する俳優となったロバート・ダウニー・ジュニアは、本作ではいつものちょっと危なっかしい彼の面影はなく、特殊メイクを施し英語のアクセントを変え、劇中劇で黒人軍曹を演じるオーストラリア人俳優になりきっていました。他にも今何かと話題でパパラッチに追われ気味のマシュー・マコノヒーが本人のイメージを逆手に取ったかのような嫌味なキャラクターを生き生きと演じており、超有名俳優を含む多くのハリウッド・スターがイメージぎりぎりでカメオ出演しているので、どのシーンも見逃せません。でも、やはり主役級の俳優たちを相手にしたベンの才能に完敗です。パロディもたくさん散りばめられており、一緒に映画を観た友人は上映後も興奮冷めやらず、ひとつひとつのシーンを分析し始め、話しが尽きませんでした。この夏最後の話題作になること間違いなさそうです。公開は8月13日から。(わ)
写真©DreamWorks SKG
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