州の東西を結ぶ通路のように広がるワ州のワイナリー
ワシントン州のワインを満喫するなら、カスケード山脈を越え、ワイン用ぶどうの大半が栽培されているワ州東部へ旅する必要がある。この地域では毎年新しいワイナリーがオープンしており、1日から2日かけていろいろなワイナリーを訪れることができる。ワ州のワイン産業は、西はウッディンビル、東はワラワラまで、実に57のワイナリーが州の東西を結ぶ通路のように連なっている。その途中にあるヤキマ・バレーやコロンビア・バレー、シェラン、スポケーンにもワイナリーが点在している。
シアトルの中心街に滞在しなければならない場合でも、すばらしいワインを楽しむ方法はいろいろある。
ここでは、1日または週末かけて楽しめる、5つのワイナリーをご紹介しよう。
シアトル
The Tasting Room
シアトルでは、賞を受賞するほどのワインを造りながら一般公開はされていない小さなワイナリーが増えている。そんなワイナリーを含めたさまざまなワイナリーのワインをテイスティングできるのが、パイク・プレイス・マーケットのポスト・アリーにある
『ザ・テイスティング・ルーム』。高い評価を受けているワ州の7つのブティック・ワイナリーのテイスティング・ルームを集めた、新しいコンセプトの店だ。古風なスタイルのワイン・バー兼小売店では、Apex
Cellars、Brian Carter Cellars、Camaraderie Cellars、Harlequin
Cellars、JM Cellars、Wilridge Winery、Wineglass Cellars の限定生産品を低価格で味わうことができる。
1924 Post Alley, Seattle, WA 98101 >> Map
Phone: (206) 770-WINE (9463)
Fax: (206) 770-7611
www.winesofwashington.com
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© Raconteurs Press LLC
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ウッディンビル
シアトル地域で最もワイナリーの数が多く、今もその数が増え続けているのは、ワシントン湖沿いのウッディンビル近郊エリアだ。郊外にあるこの街には、ワ州最大規模を誇る2軒のワイナリーがあり、また、スーパー・プレミアム・ワインを専門とする多数のブティック・ワイナリーがあることでも有名だ。ワ州内の多数のワイナリー同様、ウッディンビルにあるほとんどすべてのワイナリーは、ワ州東部で生産されたぶどうを材料にしている。
ワシントン州で最大規模のワイナリーと言えば、コロンビア・ワイナリーとシャトー・サン・ミッシェルだ。この2軒は道を挟んで向かい合わせに建っている。この2つのワイナリーは、その規模に反し、ワインのコンペティションで賞を受賞するほど高いクオリティのワインを造っている。初めてワ州のワイナリーを訪れるなら、この2軒をはずすことはできない。その周辺には多数のブティック・ワイナリーが点在しているが、これから数年のうちにその数はさらに増えることが予想されている。ウッディンビル・ワイン協会は毎年4月に
"Passport to Woodinville" というイベントを開催している。パスを購入した参加者は約15軒のワイナリーで限定生産のワインを楽しむことができるので、おすすめだ。
また、ウッディンビルの中心地には高級ホテル 『Willows Lodge』 があり、その敷地内には有名な高級レストラン
『Herbfarm』、そしてカジュアルなレストラン 『Barking Frog』 がある。このホテルからならコロンビア・ワイナリーとシャトー・サン・ミッシェルにも徒歩で行くことができる。
Columbia Winery
1962年にワシントン大学の教授とその友人らが共同で設立したコロンビア・ワイナリーは、ワシントン州で最も歴史の長いワイナリーの1つ。同ワイナリーのシニア・ワインメーカーのデビッド・レイク氏は、1979年からシラー(Syrah)を含む多種多様なワインを開拓してきた。その中の1つである
"The Columbia Red Willow Vineyard Syrah" は、今日でも市場で高い評価を得ている。
コロンビア・ワイナリーはビクトリア朝の建物の中にあり、ワイン・バー、ギフト・ショップ、パーティー・ルームがある。また裏手は、人気の高いスピリット・オブ・ワシントンのディナー・トレインの停車駅となっている。
14030 NE 145th Street, Woodinville,
WA 98072 >> Map
Phone: (800) 488-2347
www.columbiawinery.com
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Chateau Ste. Michelle
シャトー・サン・ミッシェルは、コロンビア・ワイナリーと同じくワシントン州では最も歴史の長いワイナリーの1つで、1934年に飲酒が解禁となった後に設立されたと言われている。その規模に反して高いクオリティを維持、幅広い種類のワインを製造し、さまざまな賞を受賞し続けている。私自身はカベルネ・ソーヴィニヨンを含む
single-vineyard bottling を特に好んでいる。なお、予約をすれば、single-vineyard、図書室、リザーブ・ワインを楽しむことができる。
1912年に材木業界の実力者フレデリック・スティムソン氏のサマー・ハウスが建てられた場所にあるシャトー・サン・ミッシェルは、敷地面積が87エーカーもあり、1976年に建てられた本社家屋は城のような外観だ。ここでは白ワインの製造が行われており、館内にはテイスティング・ルーム、ギフト・ショップ、そしてパーティー・ルームがある。夏には人気のコンサート・シリーズを開催し、ワイナリー・ツアーは年中を通して行われている。
現在、同ワイナリーはワシントン州最大のワイン製造会社スティムソン・レーン・グループが所有しており、同社はChateau
Ste. Michelle の他に、Columbia Crest、Snoqualmie、Domaine Ste
Michelleなどのレーベルでワインを販売している。
14111 NE 145th Street, Woodinville, WA 98072 >>
Map
Phone: (425) 415-3636
www.chateaustemichelle.com
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約15軒のワイナリーで限定生産のワインを楽しめる: Passport
to Woodinville
Chateau Ste. Michelle
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イサクア
Hedges Cellars
ヘッジズ・セラーズはワシントン州のワイン産業におけるもう1つのパイオニア。ヤキマ・バレー東部にあるレッド・マウンテン・アペラシオン・ワイナリーで生産されたぶどうを使ったボルドー風の赤ワインが有名だ。予約客のみが利用できるレッド・マウンテン・ワイナリー・テイスティング・ルームに加え、イサクアにもテイスティング・ルームがある。イサクアのテイスティング・ルームは日曜日を除く毎日11時から5時まで営業されている。
195 N.E.Gilman Blvd., Issaquah, WA 98027 >> Map
Phone: (425) 391-6056
www.hedgescellars.com
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シアトル地域でワイナリーを巡るもうひとつの方法
ピュージェット湾アペラシオン(American Viticultural Area) は、カスケード山脈以西のワシントン州では唯一のアペラシオンだ。ここには多数のワイナリーが点在しているが、そのほとんどがワ州東部で生産されたぶどうを使用しており、このアパラシオン内で栽培されたぶどうを使っているのはほんの一握りにすぎない。
Bainbridge Island Vineyard &
Winery
この一握りのワインを味わうには、シアトルからワシントン・ステート・フェリーでベインブリッジ・アイランドのウィンスローへ渡り、フェリー・ターミナルから車で少し行ったところにあるベインブリッジ・アイランド・ヴィンヤード&ワイナリーを訪れてみよう。同ワイナリーで造られたワインに使用されているぶどうはすべて自家生産されたもので、気温が低いこのアパラシオンにあった、"Madeleine
Angevine" や "Ferryboat White" といったワインの材料になっている。
682 Highway 305, Bainbridge Island, WA 98110 >>
Map
Phone: (206) 842-9463
www.wineryloop.com
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