午前7時30分 職員がドアを開け、ぞろぞろとホームへ。私の席は最後尾の1号車で進行方向に向かって左側の窓際だ。座席は広くて清潔で、大きなテーブルもついている。本やガイドブックを置いても十分なスペースがあるのでありがたい。映画の上映もあり、往路は
『スポンジ・ボブ』、復路は 『Ocean's Twelve』 だそうだ。さっそくトイレと他の車両をチェックしに行ってみる。2号車はビジネス・クラス。ここはまだ誰も乗っていない。そしてトイレ。窓はないが、大きくて清潔。チェンジング・テーブルもある。その次はダイニング・カー(食堂車)。"Please
wait to be seated." と書いてあり、サーバーたちは開店準備に忙しそうだ。3号車はビストロと呼ばれ、軽食の販売がある。今年4月にフランスで開催されたベーキングのワールドカップ
『Coupe du Monde de Boulangerie』 で優勝したアメリカ・チームのベーカーが勤務するエッセンシャル・ベーキング・カンパニーのスコーン($2.50)があり、その他にはコーヒー($1.50)やフルーツ、シリアルなどいろいろあってびっくりだ。ここのカウンターにすわって食べることもできるし、自分の座席に持っていくこともできる。アムトラックのロゴが入ったシャツやワインもお土産用に販売されている。5号車からはコーチ・クラス。少し覗いてみたが、ビジネス・クラスよりも利用者が多くてにぎやかだ。静かに旅をしたいならビジネス・クラス、にぎやかに旅をしたいならコーチ・クラスがいいだろうか。
約1時間も待っていた間にあちこちを運転していたという夫は、今回の宿泊先 Westin Grand
はこの駅から車で5分だと教えてくれた。約4時間の電車の旅はこれで終わり。車で行くよりもいろいろなところを見ることができるので一度ぐらいは体験しておいていいと思うし、延々と広がる海のそばを通るのは、運転していたら味わえないものだ。まだトライしたことのない人には、ぜひおすすめしたい。