使い捨てのプラスチック製のストローや食器が7月1日から禁止となったシアトル市。全米の主要都市では初だそうで、鼻が高いですね!
特に注目を浴びているのは、ストロー。
実は、プラスチック製のストローには、下記の2種類があるんです。
(1)コンポストが可能なもの(植物が素材だそう)
(2)コンポストが可能でない使い捨てのもの
今回シアトルで禁止されたのは、(2)のコンポストが可能でない、使い捨てのもの。
でも、禁止されなかった(1)のコンポスト可能なプラスチック製のものには、水中で生分解されないという大きな問題があります。
昨年9月には非営利団体 Lonely Whale Foundation がシアトルで実施した「プラスチック製のストローを使うのをやめよう」というキャンペーン 『Strawless in Seattle』 (『Strawless September』)が成功を収め、今後さらに全米19都市で実施されるという展開に。
同団体によると、米国では毎日5億本ものプラスチック製ストローが使用されており、「2050年までに、海は魚よりもプラスチックのほうが多い状況になる」そうですから、ストローは使い捨てでなければないほど良さそうです。
なので、一番良いのは、コンポスト可能な紙製のストロー。
ちなみに、キャピトル・ヒルの老舗カフェ 『Victrola Coffee』 は、コンポスト可能なプラスチック製のストローでした。