秦 正顕(はた・まさあき)
5週間の iLeap でのプログラムを終えて今一番思うことは、「感謝」です。
今回私はジャングルシティとプロジェクトをすることができて本当によかったと思っています。シアトルで働く人へのインタビューが中心のプロジェクトを通して、普通に生活していては絶対に会うことのできない、たくさんの素晴らしい人たちに会わせていただきました。そこで感じたのが、皆がそれぞれの価値観を持って自由な働き方をしているということ、そしてそれを受容する社会ができているということです。これは日本にはまだ浸透していない雰囲気かもしれません。今回取材を通して彼ら貰った言葉は、必ず、今後の人生の糧になると信じています。私たちのとりとめのないアイデアを実際に形にしようと動いてくれたジャングルシティには本当に感謝しています。ありがとうございました。
細田 侑(ほそだ・ゆう)
これまで人の役に立ちたいという想いで、日本のさまざまなコミュニティの中で活動してきました。しかし振り返ると、この活動は本当に良いことなのだろうか、役に立つことなんだろうか自問自答していました。自分の居場所はここでいいのか。孤独を感じることも多くありました。
そこで、今までの活動を日本にいったん置いて、このプログラムに参加してシアトルに来て、改めて考えることができました。
そして、ジャングルシティとのプロジェクトを通して、ここシアトルでコミュニティを意識しながら働くさまざまな方の話を聞くことで、「自分らしく生きる」ことのヒントをもらいました。みなさんのストーリーはとてもポジティブで勇気をくれるものでした。そして、今までの自分は間違えてなかったと確信することができました。
今までのこと、今ここにいる自分、全てが自分です。
常識にとらわれず、誰かの引いた線や作った箱にとらわれず、自分たちのほしい未来を実現していきたいと思います。
ジャングルシティをはじめ、お忙しい中、インタビューさせてくださったみなさま、ありがとうございました。
谷 美奈帆(たに・みなほ)
「変わらないといけない」いつもそう感じていて "いまのじぶん" を見つめることができなかった私。
でも iLEAP に参加して毎日を過ごし、iLEAP メンバー、ジャングルシティ、プロジェクト・メンターを含むな人と関わらせていただく中で、「みんな違っていて、みんないいんだ」と感じることができました。当たり前のようなことだけれど、私にとって変化はすぐに訪れるものではなく、少しずつの積み重ねが、その人の "人となり" という部分に繋がっているという、大きな気づきを得ました。
先のことばかりを考えて悩むのではなく、今の一瞬、一瞬を大事にし、ありのままの自分を、自分の目の前にいてくれる人を大切にしたい。うれしいとかかなしいとか、たのしいとか、くやしいとか、ちょっとした自分の中の声に正直に、これからの人生を楽しんでいきたいなと思うようになりました。
今回関わってくださったすべてのみなさまへ。たくさんの大きな愛で私たちを包んでくださってありがとうございました。
千葉 恵介(ちば・けいすけ)
シアトルで活躍する方々にインタビューをする中で、大切なことを学びました。それは、「人生を最大限楽しむこと」です。東京では、忙しさに追われて我を見失うこともあります。長いようで短かった5週間のように、長いようで短いのが人生。その瞬間瞬間を楽しめるような人生を歩みたいと思いました。楽しさとは、笑うことだけでありません。喜怒哀楽すべてです。感じている感情を素直に出せることが楽しむということだと思っています。
私たちのために貴重なお時間を割いていただいた、皆様にこの場をお借りして御礼申し上げます。ありがとうございました。シアトルでのあらゆる学びを世の中のために生かしていきたいです。
掲載:2016年4月