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学校案内:University of Washington Seattle ワシントン大学シアトル校 糠山弘一さん

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こんにちは、現在、ワシントン大学シアトル校に在籍している糠山弘一(ぬかやま・こういち)といいます。昨年の秋にハイライン・カレッジから編入しました。シアトルでは有名なワシントン大学ですが、留学を考えている方々実際にはどのようなところかなどを紹介していきたいと思います。

もくじ

自己紹介

名前糠山弘一
出身横浜市
専攻Romance Linguistics
経歴2014年6月に渡米。2016年に Highline College を卒業後、UW Seattle に3年次編入。2018年6月卒業予定。
留学の目的日本にいた時から国外に出ることにかなり興味があり、勉強目的以外には、アメリカでしかできないようないろいろな国から来た人から文化を学ぶこと。
学校を選んだ理由Romance Linguisticsという自分の勉強したかった学部の存在

学校について

学生の数はどのくらい?日本人の数は?

ワシントン大学のシアトル校の学生数は、2016年の秋の時点で4万6千人を超えるほどです。正確な日本人の人数はわかりませんが、短期の交換留学生が多く、正規の日本人学生は比較的少ないと思います。

学費はどのくらい?

ワシントン大学シアトル校はクォーター制で、1年に4学期あります。
Resident:1学期(15単位)3,584ドル
Non-resident:1学期(15単位)11,597ドル (留学生はこちらの費用になります)
※2016-2017年度

どんな大学?校舎の雰囲気は?

ワシントン大学シアトル校は1861年に設立された歴史のある大学です。キャンパスはかなり大きく、図書館、食堂、ジム、病院などの施設も充実した大学です。ジムや病院は一般の人にもよく利用されています。シアトルのダウンタウンまではバスで約30分、シアトル・タコマ国際空港までは約45分で行くこともできます。

授業は小規模の10~40人規模のクラスもあれば100人以上の規模のクラスもあります。大きな規模のクラスの場合にはほとんどの場合2種類のクラスがあり、全員での大人数の授業と、その中から別々に少人数で行われる授業があります。この制度によって、常に先生との距離はしっかり保たれます。

他の学校との大きな違いは?

この大学の特徴としては充実した施設があげられるかと思います。図書館も24時間運営で、個人個人に合った時間帯で勉強でき、パソコンももちろん自由に使えます。病院やジムも設備されているので、けがなどの際に遠くの病院に行く必要がなく、運動したい時はすぐに済ませれるので勉強以外の観点から見てもしっかりした設備が整っています。

学生のクラブの活動も盛んで、JSA(Japanese Student Association)など、文化交流を目的としたクラブがたくさんあり、活動も頻繁に行っています。ワシントン大学のではスポーツも盛んで、スケ、アイスホッケーなどあり、特にアメフトは試合の際はかなり盛り上がります。

生徒の雰囲気は?

前に通っていたハイライン・カレッジと同様に、クラスには学位をとるために勉強している社会人などがいるので、高校卒業後すぐに入学した学生だけというわけではありません。人種的にも世界のいろいろな国から来ている人と会うのでこの多様性は僕のクラスでもしばしば話されるトピックになっています。

日本人コミュニティはあるの?

Japanese Student Association (JSA)という日本文化交流を目的にした学生団体があります。夏祭り、お花見、や日本食を紹介するようなイベントを頻繁に行っています。僕自身も日本語を習っているという人によく合うので日本文化がかなり人気なのが分かります。

英語を学ぶにはいい環境?

ワシントン大学にはLanguage Exchange Program(言語交換プログラム)というものがあり、自分が話せる言語を相手に教えて、相手に自分の学びたい言語を教えてもらうというプログラムがあります。このようなプログラムを利用して、言語を勉強する英語のネイティブスピーカーのパートナーを見つけることもできます。

寮の特徴は?

アパートみたいな建物が寮として学校のすぐそばに並んでいて、その地域内にはカフェやレストランなどもあります。湖のすぐそばに立っているので、場所次第では部屋から湖が見えるところもあります。

生活について

ワシントン大学のシアトル校に行く人のほとんどが交通手段として主にバスを使っています。理由の一つとして学校の近くに何でもそろっていて、ダウンタウンまででもバスで30分ほどで行けるのでバスを利用することに不便だと感じることはありません。さらに、ワシントン大学の授業料にはバスの使用料金も含まれているので、学生証を定期代わりとして使うこともでき、バスは乗り放題です。車で通学する場合は駐車代がかなり高いので相乗りをしてみんなで費用を抑えるのが一般的です。

T-Mobileの携帯電話をほか三人の友達と契約して、4GB のプランで月額約30ドルです。私自身、長い間、団体で契約しているのでかなり安く契約できています。一人で契約する場合はどうしても高くなってしまうので、誰か一緒に家族プランをする人がいれば団体プランのほうが安上がりになります。

おすすめの観光地や休日の過ごし方

夏は基本的には日本と違いかなり晴れていて、じめじめした暑さがないので外に出かけるときなどは最適な時期になります。車がないと難しいかもしれませんが、マウント・レーニア国立公園に行ったりキャンプをしたりすることができます。僕自身が行ったことのあるキャンプ地はMoses Lake(モーゼスレイク)、Kachess Lake(カチースレイク)などで、泳ぎに行くときなどはLake Meridian Park(レイクメリディアン)など。自然がたくさんあるのでアウトドアな人はワシントン州はいい場所だと思います。大学の近くでもカヤックがレイクユニオンでできたりするので遠出ができない人などでもある程度のアウトドアで楽しめるスポーツをすることはできます。

冬といったらやっぱりスキーやスケートですよね。もちろんシアトルでも車があればスキー場まで行って楽しめるのに加えて、ダウンタウンのSeattle Center(シアトルセンター)で冬場はスケートをやっているのでウィンタースポーツが好きな人などもしっかり楽しめる街だと思います。

留学・英語について

留学のタイミングは?

留学といっても期間や目的が様々なので、それに応じてタイミングを決めるのがいいと思います。短期の場合は外国に行ってからその地で勉強したいと気が変わる人も少なくないので、まず決めたらすぐ行ってみるのもいいかもしれません。長期を予定している人は、ちゃんと考えて心を決めてから来たほうがいいかと思います。僕は初めから4年間アメリカで勉強したいという気持ちが強くはっきりと会ったのですぐに親と話して一番いい方法で行けるようにしてもらいました。もしも気持ちがしっかりしていてもいきなり飛び込むのが嫌な人はこの記事のような体験談などがたくさんネットにはあると思うので、それを見てイメージしてしっかり決めていくのもいいかもしれません。

どういった事前準備をするといい?

留学での目標によってそれぞれ違う準備があると思いますが、心の準備が一番大切かと思います。大学編入はもちろんのこと、言語学校でも、家族や友達と離れて異国の地で勉強をするので、ホームシックになる人はなりますし、授業が厳しいと感じることもあるかもしれないので、自分の目的・目標などを明白にするのが一番かと思います。

英語は?

しっかり英語を学んでおいたほうがいいと思います。アメリカで言語学校に行く計画がある人でも、準備していれば早く完了できる場合もあるので、その分充実した留学生活が送れるかと思います。大学編入を考えている人は英語で授業を受けていかなければならないので、事前にしっかり言語学校でなり日本でなり勉強したほうがいいと思います。大学では、スピーキング・リスニング・ライティング・リーディングすべての分野を使うので、TOEFLなどのようなテストのために勉強するのも学習の目安になるかもしれません。

英語のことをかなり強調しますが、アメリカの生活での基本になっていくのでやりすぎるということはないと思います。スピーキングやリスニングの面でいえば、僕自身はアメリカの映画やドラマなどから慣れていったことが大きく、今でもそのような楽しめるコンテンツから学ぶことはかなり多いです。本を読んだり書いたりすることが苦手な人は、自分が興味のあることから結び付けて英語学習を苦にしないのもいいかもしれません。

留学生活はどんな感じ?

個人個人で違う経験をしていると思いますが、ハイラインにいた時には知り合いもたくさんいてよく一緒に出かけたりしていましたが、新しい大学に入ってまたゼロから友達を作らなければならないのに加えて授業も難しくなるので、レジャータイムは減ったような気がします。学業の面では、やはりアメリカの大学は宿題もたくさん出てプレゼンなどもあるのでかなりの時間をとられます。それに加えてほかの活動をしている人などは、日本の大学生に比べて忙しいかもしれません。

ハイラインにいたころは普通のクラスのほかに、学校でチューターのバイトをしたり先生の手伝いなど僕自身の夢(学校の先生)につながるようなこともやっていたのでかなり充実していました。現在もオンラインでブログを書くなど何かしらプラスアルファのことをして、常に忙しい学生生活を送っています。今考えれば、留学前では想像もしてなかったことができているので、留学を通して本当に自分の中の世界が変わったと思います。

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