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満月の呼び名 1月から12月まで勢ぞろい

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新月から次の新月までの月の満ち欠けの周期は、世界各地で時間の単位の一種となり、暦を作る時にも使われました。農作業や狩猟の時期などに必要な、季節の移り変わりを知ることに役立ったとされています。

満月には、さまざまな文化で季節の移り変わりや自然を反映した名前がつけられています。The Old Farmers’ Almanactimeanddate によると、アメリカで使われている満月の名前は、先住民や入植者によって広く使われるようになった呼び名にちなんでいるそう。ここでは代表的なものをご紹介します。

もくじ

1年間の満月 主な呼び名

英語の呼び名(主な呼び名)由来
1月Wolf Moonオオカミが空腹で遠吠えをする頃
2月Snow Moon雪で狩猟が困難になる頃
3月Worm Moon土からミミズなどが顔を出す頃/メープル樹液が出る頃
4月Pink Moonフロックス(Phlox)というピンクの花が咲く頃
5月Flower Moon花が咲く頃
6月Strawberry Moonイチゴが熟す頃
7月Buck Moon雄鹿の新しい枝角が出てくる頃
8月Sturgeon Moonチョウザメが成熟し、漁を始める頃
9月Corn Moonとうもろこしを収穫する頃
10月Harvest Moon
Hunter’s Moon
収穫の頃
狩猟を始める頃
11月Beaver Moon毛皮にするビーバーを捕獲するための罠を仕掛ける頃
12月Cold Moon冬の寒さが強まり、夜が長くなる頃

先住民による満月の呼び名

アメリカの先住民を指す「ネイティブ・アメリカン」という言葉は総称で、実際、たくさんの部族に分かれています。

先住民が住んでいた地域の気候も自然環境もさまざまなため、自然の特徴に由来する満月の呼び名は部族ごとに異なるそう。

例えば、1月の満月の場合、北西部太平洋側の Tlingit 族は Goose Moon、現在のオレゴン州の太平洋側の Kalapuya 族は Stay Inside という意味の名前をつけていました。

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