MENU

ワシントン州西部のスキー場、新型コロナウイルス感染対策とオープン予定日を発表

  • URLをコピーしました!

ワシントン州のカスケード山脈にあるスキー場は3月に自宅待機命令が出された直後にシーズンを短縮して終了しましたが、クリスタル・マウンテン、スティーブンズ・パス、ザ・サミット・アット・スノコルミー、マウント・ベーカーは、この冬はゲレンデ内のエリア全体で身体的距離の維持をし、フェイスカバーの着用を義務付けるなど、政府が定めたガイドラインに従って運営すると発表しました。

Stevens Pass

スティーブンズ・パス

ザ・サミット・アット・スノコルミー:
シアトルから一番近く、片道1時間未満のザ・サミット・アット・スノコルミーは、現時点ではこの冬のオープン日をまだ発表していませんが、通常、12月上旬から中旬にオープンします。政府が定めたガイドラインに従って最適な感染対策を講じていくとのことで、現時点ではスキー場全体で身体的距離対策が導入され、屋内・リフトの列・チェアリフト、そして身体的距離を保てない屋外ではフェイスカバーの着用が義務付けられ、屋内では個人とグループの身体的距離を維持するようスペースが調整され、利用者数が制限されます。また、従業員はシフトごとに健康チェックを受けることになります。店頭では sneeze guard(くしゃみをしてもかからないようにするためのバリア)が設置され、リゾート内各所にハンドサニタイザーも設置されます。詳細は公式サイトで確認できます。

スティーブンズ・パス:
スティーブンズ・パスを所有するスキーリゾート運営会社ベイル・リゾーツは「新型コロナウイルス感染対策を講じた上で2020-2021シーズンに営業を行う」と8月に発表しました。現時点でスティーブンズ・パスは12月4日にオープンし、2021年4月4日まで営業する予定です。シーズンパス保持者が優先的に事前予約できるようになります。また、同社は北米に所有する34のスキー場のすべてにおいて地域の規制に従うことを基本とした規則を導入します。次に簡単にまとめましたが、詳細は公式サイトで確認できます。

  • チェアリフトやゴンドラの利用前後・利用中、施設内、レッスン中はフェイスカバーを常時使用する必要があります。フェイスカバーなしでは入場できません。
  • レッスンは一組に6人までに制限されます。
  • 身体的距離を維持するため、チェアリフトやゴンドラは関係者(一緒にスキーをしている人・一緒に行動している人)、または4人乗りリフトの両端に一人ずつ乗る2席のみとなります。6人乗りリフトの場合は両端に1人または2人のみ、大きなゴンドラの場合は向かい合った両端に一人ずつとなります。
  • パス保持者には優先的に予約できる期間(Priority Reservation Days)が提供されます。
  • リフトのチケットは12月8日に発売されますが、パス保持者が優先的に予約するため、チケットの数はその状況に左右されます。
  • 従業員は勤務を開始する前に健康チェックを受けます。
  • レストランはすべて営業する予定ですが、公衆衛生の決まりに従って人数が制限されます。

クリスタル・マウンテン:
天候によりますが、クリスタル・マウンテンは11月20日にオープンすることを予定しています。チェアリフトやゴンドラは定期的に除菌されますが、一緒に乗ることができるのは同じ世帯の人のみで、通常より少ない人数に制限されます。フェイスカバーは必須で、身体的距離の維持も求められます。最大収容人数が制限される日は、ス保持者が優先され、1日券の発行数は限定数のみで事前の購入が必要となります。今年は平日の利用パスを強く奨励するほか、週末は営業時間を延長し、新しいチケットのオプションを導入することで、利用者数の制限にも対応していく計画です。施設の人数制限もあることから、屋外で購入できる食事やテイクアウト、事前購入のオプションが増え、テーブルのオンライン予約システムも導入されます。詳細は公式サイトで確認できます。

マウント・ベーカー:
天候によりますが、マウント・ベーカーは11月26日にオープンすることを予定しています。現時点では、利用者数を制限しなくてはならない日はオンラインの予約システムを導入し、その場合、シーズンパス保持者の予約の少なくとも51%が保証されます。予約が必要な日の利用者をモニターするため、パス保持者はチケットオフィスで予約をアクティベートし、1日利用券(無料)を入手する必要があるとのことです。パス保持者ではない場合、オンラインで予約し、予約がコンファームされた人のみがチケットオフィスで予約をアクティベートし、1日利用券(無料)を入手することができます。食事のサービス縮小、屋内収容人数制限、テイクアウトのオプションの増加、屋外席や簡易トイレの増加などの対策が検討されています。詳細は公式サイトで確認できます。

シアトル・タイムズによると、ワシントン州のインスリー知事はスキー場にガイドラインを追加する必要があるかどうかを検討しているとのことですが、現時点では飲食業と小売業、ゴンドラとチェアリフトのガイドラインにもとづいます。



  • URLをコピーしました!

この記事が気に入ったら
フォローをお願いします!

もくじ