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キング郡メトロ、バス運賃の徴収を再開 10月1日から

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キング郡のメトロは3月21日から運賃を無料にして運行していましたが、10月1日に運賃の徴収を再開しました。

メトロが運賃を無料にしたのは、運転手が新型コロナウイルスに感染する可能性を抑制することが目的。運賃を支払うには車両前部の出入口から乗り降りする必要がありますが、運賃を無料にして乗客は基本的に車両後部の出入口から乗り降りする対策が取られていました。

その後、メトロは運転席と乗客を仕切るプレキシグラスのパーティションを設置したと発表。運転手が車両の前部のドアを開けると、このパーティションが所定の位置にスイングして運転手と乗客を仕切るため、接触を最小限に保つことができ、また、乗り降りに移動装置が必要な乗客の補助などのために運転手が手動でパーティションを移動させて運転席を離れることもできるようになっています。

今後もメトロの利用にはマスクが必要とされることから、102台のバスにマスクのディスペンサーが取り付けられます。各ディスペンサーには最大で約150枚のマスクを入れることができ、当初はキング郡南部の A と F の路線の RapidRide、シアトルの7、36、43、44、49路線の長さ60フィートのトリーローバスのみですが、その他の利用者の多い路線を運行するバスにも設置する計画です。

キング郡は、身体的距離を維持するために引き続き乗客数を制限するなど、さまざまな変更を盛り込んでおり、『Ready When You Are』というキャンペーンを通して協力を呼びかけています。



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