U.S. News & World Report が、今年で7回目となる「世界の大学ランキング」を発表。アメリカを含む80カ国以上の大学1,500校を13の項目で評価したもので、ハーバード大学が1位に選ばれました。シアトルのワシントン大学はランクを二つ上げ、8位となりました。
ワシントン大学
UW News によると、「私たちは、このような多くの科目において、奨学金の優秀性と影響力が常に認められていることを誇りに思っている」と、ワシントン大学のアナ・マリ・コース学長は述べています。「感染症や免疫学のような傑出したプログラムの成果が、これらの分野での発見と革新をこれまで以上に必要としている今、世界で最も優れた大学の一つに挙げられることは、特に喜ばしい」。ワシントン大学は、感染症（6位）、コンピュータサイエンス（9位）、免疫学（6位）、臨床医療（6位）、地球科学（5位）、微生物学（8位）、社会科学と公衆衛生（7位）など、10分野で上位10位にランク入りしています。
今年の上位25位の大学のほとんどは米国にある大学ですが、イギリス、カナダ、スイスの大学もランク入りしています。
1位 ハーバード大学（アメリカ）
2位 マサチューセッツ工科大学（アメリカ）
3位 スタンフォード大学（アメリカ）
4位 カリフォルニア大学バークレー校（アメリカ）
5位 オックスフォード大学（イギリス）
6位 コロンビア大学（アメリカ）
7位 カリフォルニア工科大学（アメリカ）
8位 ワシントン大学（アメリカ）
9位 ケンブリッジ大学（イギリス）
10位 ジョンズ・ホプキンズ大学（アメリカ）
このランキングは、グローバル・地域での学術研究の評価、出版物、最も引用されている上位10%に含まれる出版物の数、最も引用されている上位10%にある出版物の割合など13の項目で大学を評価したもの。対象となった大学が最も多かったのはアメリカで266校、そして中国（203校）、イギリス（87校）、日本（85校）、ドイツ（71校）と続いています。
日本は昨年は82校のみでしたが、今年は85校に増えています。上位300位に入ったのは、東京大学が73位（昨年74位）、京都大学が125位（昨年124位）、大阪大学が252位（昨年242位）、東北大学が269位（昨年255位）。東京大学のみ1ランク上昇しました。日本の大学のランキングはこちらで見ることができます。