ワシントン州保健局は、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種計画の「フェーズ1B」の対象となる人の条件を発表しました。
「フェーズ1B」は、4つの段階に分かれています。
フェーズ 1B （2021年1月）：
・70歳以上
・複数世代で同居している50歳以上
フェーズ 2B（2021年2月）：
・ハイリスクにある50歳以上の必要不可欠な労働者で特定の集団で勤務している人
※農業、食品加工、食料品店、K-12（教職員）、チャイルドケア、更生施設、刑務所、拘置所、拘留施設（職員）、公共交通機関、消防、法執行機関
フェーズ 3B（2021年3月）：
複数の疾患または基礎疾患を持つ16歳以上の人
フェーズ 4B（2021年4月）：
・50歳未満のハイリスクで必要不可欠な労働者で特定の集団で勤務している人
※農業、食品加工、食料品店、K-12（教職員）、チャイルドケア、更生施設、刑務所、拘置所、拘留施設（職員）、公共交通機関、消防、法執行機関
・集団生活をしている人・職員・ボランティア
※更生施設、障害のある人のグループホーム、集合環境で生活する・サービスの提供を受けるホームレスの人
詳細はワシントン州保健局の公式サイトに掲載される予定です。
なお、ワシントン州は現時点でフェーズ1Aの段階にあり、まだフェーズ1Bには移行していません。「フェーズ1A」は、今後数週間は継続される予定です。
「フェーズ1A」では、多くの薬局、診療所、および病院が1A（tier 1）の人に予防接種を行っており、一部はでは2A（tier 2）に移っています。今回の発表は施設、郡及び個人の今後の計画を立てることに役立つことが期待されています。フェーズ1Bを開始する準備が整い次第、改めて発表が行われます。
5日時点でワシントン州には42万5900回分のワクチンが到着しており、これにはモデルナとファイザーからの割り当て分が含まれています。供給されたワクチンのうち、12月中旬に接種を開始して以来、計11万225回分のワクチンの接種が完了しました。最新のデータがデータベースに反映されるには最大3日の遅れがあるため、実際の合計はこれを上回る可能性があることに注意してください。これらの数値には、長期療養施設のために確保されたワクチンも含まれます。
更新：2021年1月18日 B→1B
