アメリカン航空は14日、米国に到着する旅行者向けに、1月23日からスマートフォンで利用する「健康パスポート」を導入すると発表しました。
これは CDC(疾病予防管理センター)が新型コロナウイルス検査の陰性証明または回復証明の提出を1月26日から義務付けると決定したことを受けたものです。
同航空の声明によると、米国の航空会社で「健康パスポート」を提供するのは同航空が初。
この「健康パスポート」はバイオメトリック認証およびアイデンティティ保証ソリューションを提供する Daon 社が開発・管理しているアプリ 『VeriFLY』 を使用しており、渡航者は『VeriFLY』 をスマートフォンにダウンロードし(iOS版とアンドロイド版あり)、アカウントを作成した後、目的地を入力すると、渡航・入国の条件を確認したり、陰性証明など渡航に必要な書類をアップロードできます。
CDC(疾病予防管理センター)は12日、米国に入国する2歳以上の航空旅客に対して、新型コロナウイルス検査による陰性証明を義務付けると発表しました。1月26日から適用が始まります。詳しくは「CDC、米国に入国するすべての航空旅客に新型コロナウイルス検査の陰性証明を義務付け」参照。