CDC（疾病予防管理センター）は29日、国内の新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するため、公共交通機関でのマスクの着用を2月1日午後11時59分（東海岸時間）から義務化すると発表しました。
米国に入国する旅行者・帰国者、国内旅行者全員が対象で、空港やバスターミナル、電車や地下鉄の駅すべてが対象です。
トランプ政権は、公共交通機関でのマスク着用を CDC が義務化することを阻止しましたが、今月20日に始動したバイデン政権は、新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するため、連邦政府所有の施設・敷地でマスクの着用を義務付ける大統領令に署名しました。今回の発表はそれに続く形となります。
ワシントン州ではすでに公共の場・共有する場でのマスクの着用が義務付けられています。
WHO（世界保健機関）がコロナウイルスを「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」と宣言してから一年。ジョンズ・ホプキンズ大学の集計によると、1月30日午後5時22分時点で米国では2606万人近くが感染し、43万9000人以上が死亡しています。
