シアトルのダーカン市長は29日、キング郡内で新型コロナウイルス感染者が大幅に増加していることを受け、シアトル市消防局(SFD)がレーニア・ビーチとウエスト・シアトルで運営しているコミュニティ検査・ワクチン接種ハブでの新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の検査を継続すると発表しました。
先日、シアトル市は両ハブでの検査は3月30日を最終日とすると発表していました。
シアトル・キング郡公衆衛生局のデータによると、シアトルでは過去2週間で陽性例が713件あり、これはシアトルでの全検査の3.1%に相当します。キング郡全体では、過去2週間に3,117件の陽性例があり、これはキング郡の全検査の5.8%に相当します。
また、シアトル市のデータによると、COVID-19の症例は現在、ノース・シアトルのZIPコード98105(ユニバーシティ・ディストリクト)と98115(ウォーリングフォード)で急増しています。
COVID-19の検査需要は現在、レーニア・ビーチやウエスト・シアトルを含むシアトル市が運営する検査施設すべてで増加しています。
また、シアトル市の検査施設では過去7日間の陽性率が3.6%であるのに対し、サウス・シアトルとウエスト・シアトルのいくつかのZIPコードでは現在、4.2%~6.5%と陽性率が高くなっており、過去7日間で大幅に増加しています。