夏の風物詩、ペルセウス座流星群(Perseid meteor shower)が、8月12日から13日にかけてピークを迎えます。
しかし、American Meteor Society や NASA によると、通常なら1時間に50~60個の流星が見られますが、今年は満月と重なるため、目に見える流星は北半球では1時間に10~20個程度、南半球の熱帯地域では3個程度と予想されます。
ピークは夜明け前の暗い時間帯。雲がなく、たくさんの星や天の川が見える真っ暗なところで、北半球の空の半分ぐらいの高さを見上げてみましょう。
見える流星の数は都市に近づくにつれ減り、都市部ではほぼゼロとなります。
NASA によると、ペルセウス座流星群は、スウィフト=タトル彗星のデブリ(彗星のチリなど)で、氷や岩石、塵からなる「雪の塊」が、133年ごとに太陽の周りを回っていることから見えるもの。スウィフト=タトル彗星が最後に観測されたのは1992年が最後で、つぎに観測されるのは2125年。