シアトルは、昼間は一人で安全に歩くことができる場所でも、雰囲気がガラリと変わることがあります。人通りのない路地裏、犯罪が起きやすいと言われる地域を一人で歩かないようにしましょう。
シアトル市内の犯罪データ
シアトル市内で報告された犯罪のデータや統計は、オンラインで公開されています。
- 過去24時間~過去7日間のデータ:Seattle Police Department Data Maps
- 年間統計:Crime Dashboard
犯罪に巻き込まれたり、目撃した場合
犯罪に巻き込まれたり、犯罪を目撃したら、すぐに911に通報しましょう。
オペレーターの質問に答え、電話を切っても良いと言われるまで電話を切らないこと。警察が現場に到着するまで、きちんと具体的に対応することが必要です。もし英語を話せない場合は、911にかけ、”Japanese, please” と言えば、日本人の通訳が電話口に出てきてくれます。
日本と違って、アメリカには交番というシステムがありません。その代わり、警察が常時パトロールしています。
緊急でない場合は(206) 625-5011に電話しましょう。
安全のための注意事項
シアトル警察は、シアトルを訪問する人向けに、安全のための注意事項を掲載しています。
在シアトル日本国総領事館の『治安・安全情報』もご覧ください。
すり・盗難
すり、盗難のターゲットにならないよう、高価なものを身に付けて歩かないこと。また、スマホや持ち物から目を離したり、ぼんやりしていると、すりの被害にあいやすくなるので気を付けましょう。
空港、観光地、ショッピング・モール、レストランやカフェの店内など、人が集まるところでは注意が必要です。貴重品はホテルの部屋の金庫に入れ、現金はできるだけ持ち歩かないようにしましょう。
また、バックパックはきちんと背負い、ショルダーバッグは身体の前にバッグの部分が来るように斜めにかけましょう。
荷物には常に注意を払い、人込みでは特にしっかりと抱えましょう。
公共交通機関で居眠りをしないことも大切です。
置き引きもあります。レストランやカフェ、ファストフード店、映画館などで、貴重品の入ったバッグを椅子に置いたまま席を離れないようにしましょう。また、椅子の後ろにかけたりするのも危険です。ひざに置くか、他人の手が届きにくいところに置きましょう。
盗難に遭ったら
盗難に遭ったら、警察に報告しましょう。保険でカバーされるとしても、警察への報告書の控えが必要になります。