2023年で49回目を迎えるシアトル国際映画祭(SIFF: シフ)のオープニングナイトに、アジア系監督・俳優主演作品 『Past Lives』 が上映されます。
脚本・監督は韓国系カナダ人のセリーヌ・ソン。主人公のノラ役は韓国系アメリカ人のグレタ・リー、ノラが出会うソン役はドイツ生まれの韓国系俳優ユ・テオが演じます。
今年1月にサンダンス映画祭で上映され、高い評価を得た注目作品をオープニング・ナイトに選んだことについて、SIFF のアーティスティックディレクターのベス・バレット氏は「今年の映画祭は、映画を通じて新しい世界を発見する喜びを称えるものです」と述べています。「セリーヌ・ソンの痛々しいほど美しい長編デビュー作 『Past Lives』 からその旅を始められることを光栄に思っています」。
『Past Lives』
あらすじ: 幼い頃に仲良しだったノラ(グレタ・リー)とソン(ユ・テオ)は、ノラの家族が韓国からカナダに移住したことで離れ離れになってしまいます。20年後、ニューヨークで運命的な再会を果たした二人は・・・。
オープニングナイトでの上映には、脚本家で監督のセリーヌ・ソンが来場し、上映後のQ&Aに参加する予定です。ソンの戯曲 『Endlings』 は、2019年に American Repertory Theater で世界初演され、2020年に New York Theatre Workshop で初演されました。
映画上映と Q&A の後は、会場のパラマウント・シアターと9th Avenue でオープニングパーティーが開催されます。チケットは SIFF 会員は75ドル、一般は85ドル。詳細はこちら。