アメリカの新学年は8月または9月に始まります。キンダーガーテンから高校までの義務教育だけでなく、多くの大学が学期が始まる前に予防接種を受けておくことを義務付けています。
例えば、ワシントン州最大の州立大学であるワシントン大学は、特定の免除はあるものの、3つのキャンパスの全学生に対し、麻疹(measles)、流行性耳下腺炎(mumps: おたふくかぜ)、髄膜炎菌感染症(meningococcal disease)の予防接種を義務付けています。
これらの条件を満たしていない学生は、授業に登録することができません。故意に虚偽の情報を大学に提供することは学生行動規範に違反することになります。
どのワクチンが必要か、かかりつけの医師に相談してください。
ワシントン州では、19歳未満は無料で予防接種を受けることができます。19歳以上の場合、無保険または保険に未加入の場合は、ワシントン州成人ワクチンプログラム(AVP)がワクチンを提供しています。このプログラムに参加している医療機関を公式サイトで確認しましょう。