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違法薬物の故意の所持と公共での使用を重大な軽犯罪とするシアトル市条例が施行

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10月20日、違法薬物の故意の所持と公共での使用を重大な軽犯罪(gross misdemeanor)とするシアトル市の条例が施行されました。

この条例は9月19日にシアトル市議会で賛成6・反対3で可決され、翌20日にブルース・ハレル市長が署名したものです。

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重大な軽犯罪の処罰は

これにより、違法薬物の故意の所持と公共での使用は重大な軽犯罪(gross misdemeanor)として、シアトル市法務官(City Attorney)によって起訴されることになります。

KUOWによると、重大な軽犯罪で有罪となった場合、最高180日の実刑または1,000ドルの罰金が課されることになりますが、この罰則は2回目以降の逮捕に適用されます。

ワシントン州法では

ワシントン州のジェイ・インスリー州知事は5月、違法薬物の故意の所持と公共での使用を州全体で重大な軽犯罪とする法律に署名しました

そして、シアトルはこの新しい条例により、市のレベルで起訴できるようにしたというわけです。

過剰摂取による死亡件数の急増

シアトル&キング郡公衆衛生局が公開している過剰摂取による死亡ダッシュボードによると、今年10月20日時点でのキング郡での死者数は昨年全体の死者数を上回っています。

また、シアトル警察の逮捕ダッシュボードによると、今年に入って違法薬物に関連した逮捕件数は322となっています。

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