こんにちは!カフェで働くブロンドのお姉さまに憧れて、思い切って髪色を変えました、瑠菜です。
最近、シアトルの雨季が終わりに近づいていることを感じさせるほど晴れの日が増えてきたので、「おいしいコーヒーが飲みたい!」ということで、ロースタリーでもあるカフェを中心に回っています。
コーヒー豆は、収穫された生の状態の生豆を焙煎して、みなさんがよく知る茶色のコーヒー豆が完成します。ほとんどのカフェは焙煎したコーヒー豆を仕入れていますが、ロースタリーはコーヒー豆を生豆の状態で仕入れ、自家焙煎しています。
なので、カフェの中でも特にコーヒーへの強いこだわりを持ったお店が多いのです。
今回は、そんなお店の一つ、『Elm Coffee Roasters』 をご紹介します!
では、『シアトル留学生カフェ探訪』 第6回のスタートです!
歴史のあるロースタリーが多いシアトルでは新顔
シアトル発祥の地、パイオニア・スクエアにあるこのお店は、2014年にオープンしたばかりで、歴史のあるロースタリーが多いシアトルでは新顔です。
お店に入ると一番に目に入るのが、中央にあるロースター(焙煎機)。ほかのお店よりも店内のコーヒーの香りが強い気がします。
このお店で使われているコーヒー豆は世界各地の小規模コーヒー農園から仕入れたもので、すべてこの機械で焙煎しているとのこと。
水曜日と土曜日は実際に焙煎しているところを見ることができるので、おすすめです!
素敵なカップで味わうコーヒー
それではまず、コーヒータイムです!今は5種類と季節限定のコーヒー豆の用意があります。
今日は、Columbia Mireya Trujillo というコロンビアのコーヒーが抽出されていました。こちらのコーヒーは、キャラメル、オレンジ、グレープというキーワードのとおりフルーツらしい酸味のある軽やかな後味に、キャラメルのようなやさしい口当たりがあるコーヒーで、わたしが一番好きなタイプのコーヒーでした。
どちらかというと浅く焙煎した飲みやすいコーヒーが多いそうなので、他のコーヒーを楽しみに通おうと思います。
わたしの一番お気に入りポイントはこのカップ。
この薄水色のカップはどことなく日本を感じませんか?このお店ではテイクアウトの紙コップでコーヒーを飲むのはもったいない気持ちになってしまいます(笑)。
フードもコーヒーによく合うスタンダードなチョコレート系から、シアトルではあまり見かけない胡麻を使ったものや、黄色のラズベリークッキーなどおしゃれなものなどが、きれいにディスプレイされています。
そして、抽出器具のほかに、お店のロゴをプリントしたトレーナーやバックも販売しています。先ほどのカップも売っているので、お店を訪れるたびに買おうか長らく悩んでいます・・・。
シアトルの星の数ほどあるカフェの中でも、居心地のよさはトップレベルではないでしょうか。
ガラス張りの壁から太陽の光が差し込むきれいなカウンター席と、天井が高いゆとりのあるあたたかみを感じるスペースで、思い思いに自分の時間を楽しむことができます。内装が特別おしゃれなので、すぐに写真を撮ってSNSに投稿してしまいました(笑)。
店員さんも気さくな方が多く、一人でカウンター席に座っているとよく話しかけてくれます!こうやって誰にでもフレンドリーな雰囲気がリピーターを増やすんだなあと実感。
エルムというお店の名前の由来は、オーナーの奥さんの名前だそうです。トレードマークの中にある三本線については、「エルムが三文字だからじゃないかな!オーナーに会ったら聞いてみて!」とのことでした(笑)。
心なしかお客さんもほかのお店よりフレンドリーな方が多い印象で、カウンター席に座っているとあちらこちらからよく話しかけられます(笑)。
開店してすぐに人気店になった理由が一度訪れただけでよくわかるので、パイオニア・スクエアを訪れた時はぜひ。治安がいいとは言えない地域なので、天気のいい日にデートで行くのが個人的なおすすめです(笑)。
Thank you for a great time and coffee!
次回は、シアトルに来て初めてスターバックスでのカスタマイズに挑戦した麻実さんです!
Elm Coffee Roastery
240 2nd Avenue South, #103, Seattle(地図)
【席数】約30
【公式サイト】elmcoffeeroasters.com
【Wi-Fi】 無料Wi-Fi
【電源】なし
飯野瑠菜(Runa Iino)
1996年、東京都品川区生まれ。夢を探すため、大学在学中に留学を決意し、ベルビュー・カレッジに留学中。自他共に認める大のカフェ好き。最大手コーヒーチェーンでの2年半に及ぶアルバイトでコーヒーについて叩き込まれた。おしゃれインスタグラマーに憧れ、日々、インスタグラムを研究中。
掲載:2018年3月