台湾のスターラックス航空(STARLUX Airlines:星宇航空)が、シアトル〜台北(桃園:TPE)線を8月16日に就航しました。
スターラックス航空は、米国、日本、マカオ、ベトナム、タイ、フィリピン、マレーシア、シンガポールへの計23路線を運航する国際航空会社です。
シアトル就航により、同航空の米国路線は、台北〜ロサンゼルス(2023年4月就航)、台北〜サンフランシスコ(2023年12月就航)と合わせて3路線となります。
運航スケジュール 週3便
運航日は台北発が水曜と金曜、日曜で、シアトル発は月曜、木曜、土曜の週3往復。
運航スケジュールは次のとおりです。
JX32便 | 台北発 午後8時00分 | シアトル着 午後4時15分 | 運航日:水金日 |
JX31便 | シアトル発 午前2時10分 | 台北着 翌日午前5時10分 | 運航日:月木土 |
使用機材はエアバスA350-900型機
シアトル〜台北路線では、次世代エアバスA350-900型機が使用され、4つのクラスで運航します。それぞれのクラスの特徴を簡単にまとめると:
- ファーストクラス(4):1-2-1の配置で「ゼログラビティ」の座席、スライド式ドアを備えています。
- ビジネスクラス(26): 1-2-1の配置で、「ゼログラビティ」の座席を備えています。
- プレミアムエコノミー(36):2-4-2の配置で、レッグスペースと座席の幅が広めになっています。
- エコノミークラス(240):3-3-3の配置です。
アジア・北米の都市への乗り継ぎを強化
スターラックス航空で台湾に到着すると、日本、マカオ、ベトナム、タイ、フィリピン、マレーシア、シンガポールの23都市への乗り継ぎもできます。
また、同航空の最初の航空会社パートナーのアラスカ航空(本社:ワシントン州シータック)のネットワークで、シアトルから北米100空港以上への乗り継ぐこともできます。
スターラックス航空のCEOグレン・チャイ(張國煒)氏は、「スターラックスの太平洋横断路線の拡大は、米国内ネットワークの拡大と、急速に成長する顧客基盤の旅行体験の向上へのコミットメントを改めて示すものです」と述べています。「シアトルは多様な文化の影響を受けており、アジア系コミュニティも繁栄しています。この就航により、ついにパートナーであるアラスカ航空のハブ空港に到達しました。スターラックス航空とアラスカ航空が、アジアへの旅行者にシームレスなサービスを提供すると信じています。また、スターラックス航空が、台北や広大なアジアと米国西海岸の主要都市とのつながりを強化し、これらのダイナミックで活気のある地域を結ぶことを楽しみにしています」
シアトル〜台湾直行便の就航は、スターラックス航空が4社目
シアトル〜台北路線は、エバー航空が1993年から運航していますが、今年6月にはデルタ航空、7月にはチャイナ エアライン(中華航空)も参入することが発表されています。
シアトル・タコマ国際空港(SEA)は現在、25の航空会社が外国の30都市と直行便を運航しています。2024年に発表された新しい国際線は、以下の通りです。
アラスカ航空:シアトル〜トロント 2024年5月就航
ルフトハンザ:シアトル〜ミュンヘン 2024年5月就航
デルタ航空:シアトル〜台北 2024年6月就航
チャイナエアライン:シアトル〜台北 2024年7月就航