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シアトル近郊でエルクを見よう!ノース・ベンドでの観察ガイド

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ワシントン州のノース・ベンドに生息している野生のエルク(elk)の群れは、スノコルミー・バレーのエコシステムを象徴する存在と考えられています。

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野生のエルクの歴史

ノース・ベンド付近のエルクの群れ
©︎Naomi

エルク(Cervus elaphus)は、シカ、ヘラジカ、トナカイを含むシカ科に属しています。Meadowbrook Farm Preservation Association によると、北米に生息するエルクは数千年前は繋がっていたベーリング海峡の陸地を渡ってアジアから移動してきたアカシカ(Red Deer)の子孫であると考えられているそう。かつては北米の温帯地域の大部分に生息していましたが、現在ではほとんどが西部の州にのみ生息しています。

スノコルミー市によると、この地域に何千年も前から住んでいた先住民のスノコルミー族は上流の谷に生息するネイティブのエルク(後にルーズベルト・エルクと呼ばれるようになった種類)を大切にし、スノコルミーとノースベンドの間の草原で持続可能な方法で狩猟していました。しかし、1800年代後半に始まったヨーロッパ系アメリカ人の入植により、エルクの群れが圧迫され、個体がは大幅に減少しました。

そこで、1900年代初頭、Seattle Elks Club(シアトル・エルクス・クラブ)はイエローストーン国立公園からロッキーマウンテン・エルクを移入し、定着させようと試みました。その道は平坦ではありませんでしたが、その一部が保護地で生き残り、1990年代半ばに個体数が増加に転じました。

現在、スノコルミー・バレーの群れは約400頭と推定されています。生息地は主に Meadowbrook Farm のような保護されたエリア内にあり、十分な草地が提供されています。群れは夜明けと夕暮れ時に草を食べにやってきますが、近づき過ぎずに観察することがおすすめです。

ノース・ベンド(ワシントン州)でエルクを見るためのベストスポットとヒントは以下の通りです。ぜひ、観察する際の参考にしてみてください。

Meadowbrook Farm

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