アメリカの結婚式では、結婚するカップルにプレゼントを贈るのが一般的です。カップルは自分たちの希望の品を選んでウェディング・レジストリ(Wedding Registry)を作成し、結婚式の招待客はその中からを選ぶようになっています。
ウェディング・レジストリの作成方法
かつては家庭用品を多く取り揃えているデパートメント・ストアでレジストリを作成するのが一般的でしたが、今は Amazon.com などのオンラインストアでもレジストリができます。
Brides.com や Vogue などの記事なども参考になります。
ウェディング・レジストリの利用方法
たいていの場合、結婚式の招待状にウェディング・レジストリをしているところが書かれています。書かれていない場合は、結婚するカップルに聞いても失礼にはなりません。
レジストリをしている店に直接出向く場合、カップルの名前を告げるとリストを印刷してくれるところもありますし、店内に設置してあるレジストリ専用のコンピュータにカップルどちらかのラストネームなどを入力するとリストが印刷されて出てくるところもあります。
オンラインの場合、結婚するカップルが送ってくるリンク(URL)を利用します。
ギフトの内容は、伝統的には銀製品が多かったそうですが、今ではベッド用品やキッチン用品、バーベキューセット、電気製品など新婚生活に必要とされるものが多く、価格帯はさまざま。既に他の人が購入したギフトはリストから削除され、同じ物を購入してしまうことが避けられます。
早めにリストをチェックし、ギフトを購入しましょう。ぎりぎりになるとチョイスがないということもあります。
でも、必ずこのリストの中からギフトを選ばないといけないわけではありません。カップルが好きなものに使えるよう、ギフトカードをあげることもあります。ギフトカードはデパートメント・ストアや小売店、オンラインで購入できます。
アジア系アメリカ人の結婚式では日本のように現金をご祝儀として渡す場合もあります。
現金を渡せる仕組みがあるウェディング・レジストリのウェブサイトもありますが、手数料がかかるので、注意書きをよく読むことをお忘れなく。