シアトル市のジェニー・ダーカン市長とシアトル警察のカルメン・ベスト署長が、シアトル市内各地の治安を改善するための新たな計画を発表しました。
シアトル警察はシアトル市の交通局などとも連携し、今年5月から市内の7地域（ダウンタウンの 3rd Avenue と Pike Street、Pine Street 交差点付近）、ソードー、サウスパーク、ジョージタウン、パイオニア・スクエア、フリーモント、バラード）の治安を改善するプログラムを実施していますが、これに加え、バラードのゴールデン・ガーデンズ・パーク、ウエスト・シアトルのアルカイ・ビーチ、キャピトル・ヒル（夜間）の夏季の治安強化を行います。
これは、シアトル警察とシアトル市によるパトロールや犯罪捜査、銃犯罪防止活動、ギャングによる暴力行為への対応を含む通常業務に加えて行われるもので、セントラル・ディストリクトやレーニア・ビーチなどの地域での発砲・銃犯罪の防止・対応は継続して行うとのことです。
今月上旬にはノース・シアトル、サウス・シアトル、ノースゲート、パイオニア・スクエア、インターナショナル・ディストリクトでも治安強化のプログラムが実施されましたが、市全体での5月の最初の3週間における初期データでは、プロアクティブな治安維持活動が大幅に増えた一方、通報は減っていることがわかりました。
