12日午前2時51分にシアトルの北東約20マイル(約32km)を震源地とするマグニチュード4.6の地震が発生しました。
Map of felt reports received so far following the #earthquake M4.4 in Seattle-Tacoma Area, Washington 40 min ago pic.twitter.com/DJypdWefcp
— EMSC (@LastQuake) July 12, 2019
USGS によると、この地震の震源地はワシントン州のエベレット市とモンロー市の間のスリー・レイクスで、震源の深さは24.3km。
その2分後にはモンロー市の西4kmでマグニチュード3.5の余震が発生しています。震源の深さは30.1kmでした。
ここシアトルを含むカスケード山脈より西側の地域一帯は、二つのプレートがぶつかるカスカディア沈み込み帯(Cascadia Subduction Zone)の上にあり、またピュージェット湾岸地域に複数の断層があるため、いつ大規模地震が起きても不思議ではないと言われています。
事前にできることとしては、備蓄品の準備があります。自宅待機用の備蓄品と緊急避難用の備蓄品は分け、2週間分を常備することが奨励されています。米国赤十字や FEMA(連邦緊急事態管理庁)、ワシントン州非常事態管理局、また、在シアトル日本国総領事館が掲載しているリストなどを参考にしましょう。
また、応急手当の方法を習得する、災害が発生した場合の家族の連絡方法、集合場所を予め打ち合わせておく、職場・家庭などでの避難ルートを確認しておく、子供に災害などの非常時にはどのように行動するべきかを教えておくといったことも考えられます(「大規模災害に備えて」参照)。お住まいの地域や勤務先のある地域の災害対策についても知っておくことをおすすめします。シアトル市の災害対策情報サイトはこちら。
分