「リタイア時に100万ドルあったら何年生活できるか」を州別に推定したランキングで、ワシントン州は38位となっています。
このランキングを作成した GoBankingRates.com は、「米国のリタイア年齢は平均63歳、平均寿命は79歳なので、米国で暮らす人はリタイア後の16年間に備える必要がある。よく言われるのは 『最低100万ドルの貯えが必要』 という説。国全体の平均では100万ドルあれば約19年7ヶ月もつが、この期間は州によって大きく異なる」としています。
最も短期間で資金が尽きる50位の州はハワイ州で約10年3ヶ月。年間住居費が約53,000ドルと他州と比較して飛びぬけて高いことが響いています。生活コストが年間75,000ドル以上かかるのはハワイ、49位のカリフォルニア、48位のニューヨークの3州。以下、オレゴン、マサチューセッツ、アラスカと続いています。
ワシントン州は約17年11ヶ月で38位。ユーティリティ費(光熱費や水道費)が全米平均を大きく下回っていることが幸いし、年間生活コストは55,547ドルと見積もられています。ユーティリティが安いのは47位のオレゴン州も同様ですが、住居費がワシントン州より約1万ドル高いことがランキングの差につながっています。
同ランキングでは各州ごとに住居費やユーティリティ費のほか、交通費・医療費・食料品費の試算も見ることができます。