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ウォーレン上院議員のシアトル対話集会に15,000人

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2020年の米国大統領選に立候補している民主党のエリザベス・ウォーレン連邦上院議員が25日にシアトル行った対話集会(タウンミーティング)に、事前予想を大きく上回る約15,000人が集まったと報じられています。

マサチューセッツ州選出のウォーレン上院議員による対話集会の会場は、当初は WaMu Theatre が予定されていましたが、参加希望者が事前予測を大きく上回ったため、急きょシアトル・センターに変更されました。ウォーレン氏陣営は、シアトルでの集会にはこれまでの同氏の対話集会の中でも最多の聴衆が集まったとしています。集会後には同氏とのセルフィーを撮影する人々が何時間にもわたって列を成しました。

ウォーレン氏は聴衆とのやり取りを通じ、「トランプ大統領の横暴に屈してはならない」と呼びかけると同時に、LGBTQ や合法移民の権利を護っていくと述べました。一方、グローバルな超大企業の力を制限するため反トラスト法を強化し、超大企業を分割すべきという特徴的な主張を展開した際には、これまでさまざまなインタビューや他都市での集会で具体例として挙げていたアマゾンや Google、Facebook の社名を挙げることは避けました。これはアマゾンの本社および Google や Facebook の拠点が会場のすぐ近くだったことを考慮した結果とみられています。Geekwire は、超大企業をターゲットとした反トラスト法強化というウォーレン氏の主張に対しては、参加者の間でも賛否両論があったと伝えています。

なお、ウォーレン氏は集会に参加していたシアトルのジェニー・ダーカン市長を「進歩的な都市の進歩的な市長」、先ごろ大統領選の民主党指名候補争いからの撤退を表明したワシントン州のジェイ・インズリー州知事を「アメリカで最も優れた州知事の一人」と称えています。



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