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退団確実のマリナーズのフェリックス・ヘルナンデス投手、今季最後の登板で涙

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シアトル・マリナーズは26日、本拠地シアトルでオークランド・アスレチックスと対戦。今季限りでの退団が確実となっている「King」ことフェリックス・ヘルナンデス投手は6回1死まで3失点に抑えてマウンドを降りる際、帽子を脱いで挨拶し、シアトルのファンに涙を流しながら別れを告げました。

生まれ故郷のベネズエラで野球を始め、19歳だった2005年にシアトル・マリナーズでメジャーデビュー。防御率2.67をマークして鮮烈なデビューを飾りました。翌2006年には12勝14敗としたものの、2007年には14勝7敗・防御率3.92をマーク。その後、9勝11敗・防御率3.45となった2008年以外、2016年まで2桁勝利を達成しました。特に2009年には19勝で最多勝のタイトルを獲得し、エースとして活躍。しかし、2017年からは不調が続き成績が落ち続け、右肩の故障も理由で今季は1勝8敗、防御率は6.40となりました。2013年にマリナーズと結んだ7年で1億7500万ドルという大型契約は今季で終わるため、退団は確実と見られています。

マリナーズはこの試合を『Felix Day』と名づけ、特製 T シャツを着用し、『K』のボードを持って応援する「King」のファン席の範囲を拡大。ヘルナンデスもストライクを奪った時はその席を指差してアピールしていました。



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