バットマンシリーズの最新作 『Joker』 が10月4日に全米で劇場公開されるにあたり、全米各地の警察などが警戒体勢を強化しています。
シアトルのテレビ局 KOMO によると、シアトル市、ベルビュー市、レントン市の警察、キング郡やピアス郡の保安局は、劇場やその周辺に警察官や保安官を配備すると回答しました。
映画館チェーンの AMC は、『Joker』 の上映ではコスチュームは許可するものの、マスクやフェイスペイントは許可しないとし、また、他の観客に不安を感じさせたり映画鑑賞の体験を損なわせたりするような武器やその他の物品の持ち込みを禁止するとしています。また、Landmark は、マスク、フェイスペイント、コスチュームを禁止しています。
ホアキン・フェニックスが主演する今作はバットマンシリーズの最新作で、Joker（ジョーカー）と呼ばれる極悪人の誕生物語。スタンダップコメディアンとして成功できなかったアーサー・フレック（ホアキン・フェニックス）は、昼間は道化師として働いていますが、常に孤独で、社会からのけ者にされ軽く扱われているうちに精神のバランスを崩していきます。
2012年に公開された関連作品 『The Dark Knight Rises（邦題：ダークナイト ライジング）』 を上映していたコロラド州オーロラの劇場では、男が銃を乱射し、12人を殺害、数十人を負傷させた事件が記憶に新しいはず。
