小売店が使い捨てのビニール袋(single-use plastic bags)を配布することを禁止する法案が、ワシントン州下院で審議されています。
この法案は、使い捨てのビニール袋を小売店が提供することを禁止するほか、紙袋、または丈夫なビニール袋の提供を受ける場合、消費者は1枚あたり8セント支払うことを義務付けています。また、紙袋の素材は40%が再利用素材となります。
昨年、同様の法案が上院で可決されながら下院で十分な賛同が得られませんでしたが、今年再審議され、上院で賛成30・反対19で可決された後、下院で審議されています。
シアトルタイムズや KING5 によると、ワシントン州では37の裁判管轄区域で小売店が使い捨てのビニール袋を配布することを禁止していますが、この法案が可決した場合、ワシントン州全域で禁止されることになります。
なお、この法案では、新聞やドライクリーニングした衣料品を包む場合、衛生上の目的の場合は、対象外となっています。