今月22日に 3rd Avenue と Pine Street との交差点で一人が死亡、7人が負傷する発砲事件が発生したことを受け、シアトル警察が3rd Avenue に警察車両(mobile precinct van)を駐車し、パトロールの回数を増加しています。
シアトル・タイムズによると、アンドリュー・ルイス市会議員が27日にシアトル市に交番の設置を要求し、28日にシアトル市庁舎で行なわれた治安委員会でシアトル警察のカルメン・ベスト署長は恒久的な変更をもたらすにはパトロールを強化する以上のオプションを検討しなければならないというルイス市会議員の主張に同意しました。しかし、交番の設置の可能性はあると述べたものの、話し合いが引き続き行なわれており、設置場所を選択していないと回答しています。この治安委員会には周辺住民や企業が参加し、シアトル警察に対策を求めています。
シアトル警察によると、2019年に起きた暴力犯罪件数は、シアトル市全体では2018年より3%減少しているものの、西管区では3%(最大の増加は悪質な暴行とレイプ)、ダウンタウン中心部では5%(最大の増加は悪質な暴行)増加しています。ダウンタウンの中心部で報告された殺人、悪質な暴行、レイプの件数は2018年を上回りました。一方、強盗、窃盗、発砲は減少しています。
22日に起きた発砲事件で容疑者として発表された Marquise Tolbert 容疑者と William Tolliver 容疑者は現在も捕まっていません。