感謝祭の食事は、秋の収穫を祝うという意味があります。その中心となるのは、七面鳥(ターキー:turkey)の丸焼き。サイドディッシュには野菜料理、デザートにはパンプキンパイが定番です。
メインディッシュ:七面鳥(ターキー)の丸焼き
伝統的な感謝祭の食事の中心的な役割を果たすのは、やはり七面鳥(turkey)の丸焼き。そのため、感謝祭の日は「七面鳥の日」(Turkey Day)と呼ばれることもあります。オンラインで注文したり、スーパーマーケットで選んだりと、オプションはさまざま。大きさもいろいろなので、オーブンのサイズよりも大きなターキーを買ってしまうという初歩的なミスをしないようにしましょう!
毎年のことであっても、この時期になると七面鳥の正しい焼き方が紹介されたり、新しいレシピが発表されたりします。
七面鳥を切り分けるのは、基本的に家長の役目。カービングナイフ(電動式が人気)を使って切り分けた七面鳥に、グレービーやクランベリーソースをかけて食べます。
ベジタリアン向けには、七面鳥を模して豆腐や麩で作った食品(トーファーキーなど)も市販されています。また、ターキー以外のメインディッシュとして、大きな塊のハムを焼いたもの(すでにスライスしてあるハムではなく、切り分ける大きさの塊です)を選ぶこともあります。
定番のオーブン焼きに加え、七面鳥を丸揚げするという調理法もあります。でも、この丸揚げに使われるターキー・フライヤーはさまざまな欠点から火災を引き起こしやすく、全米各地で火災事件が報告されています。消防員によるビデオを見て、その欠点を理解しておきましょう。
サイドディッシュ
基本的なサイドディッシュは、野菜を使ったものが中心です。例としては、マッシュポテト、蒸したヤム(オレンジ色のサツマイモ)の料理、かぼちゃの料理、さやいんげんの料理など。
デザート
デザートには、リンゴとパンプキンを使ったパイやタルトが一般的。その他にもクランベリーやバナナ、スイートポテト、ピカーンを使ったものなど、家庭によってバラエティがあります。