新型コロナウイルス感染拡大を抑制するための自宅待機や営業規制が続くなか、失業者が増加し続けています。米国労働局によると、ワシントン州の新規失業保険申請件数は150,516件で、過去4週間の新規失業保険申請件数は60万件以上に達しています。
ワシントン州雇用安定局によると、3月の失業率は2月の3.8%から5.1%に上昇。特に3月15日~3月21日の失業保険申請件数が4万件を超えた宿泊・飲食業は4月11日までの1週間では11,233件に減少していますが、4週連続で1万件を上回っています。また、建設、ヘルスケア・ソーシャルアシスタンス、アート・エンターテイメント・レクリエーション、製造、小売、輸送・倉庫、卸売りなどの業界で申請件数が高くなっています。
アメリカ全体で4月11日までの1週間の新規失業保険申請は524万5000件。前週の新規申請を約137万件下回りましたが、3月14日以降の失業保険申請件数の累計は2200万件に達しています。