執筆者：真知子・フォート
2010年にワシントン州立大学のエクステンション・プログラムでマスター・ガーデナーの資格を取得。園芸相談、コミュニティガーデンの世話などボランティア活動を続けています。マスターガーデナーの資格を取得して以来、コミュニティ・ガーデンや園芸相談、コミュニティガーデンの世話などボランティア活動を続けています。また、2021年7月から自宅の庭で生け花教室を開講しています。お問い合わせは machikofa@gmail.com まで。
草月指導者連盟会員、草月シアトル支部ボードメンバー、インターナショナルイケバナシアトル支部ボードメンバー
沈丁花（ジンチョウゲ）や金木犀（キンモクセイ）は、こちらで手に入りますか？
沈丁花も金木犀もどちらも甘い香りの常緑性樹木ですね。
沈丁花（Daphne Odora）は、高さ3－4フィート、幅4-6フィートになる低木で、半日蔭を好みます。USDA（米国農務省）によると、Hardiness Zone 7-9が越冬可能な地域とされています（USDA Plant Hardiness Zone Map）。沈丁花は移植するとダメになってしまうので、条件に合う場所を決めて植え込んだら絶対に動かさないのが上手に育てる一番のコツです。
金木犀（Osmanthus Fragrans）は、成長がゆっくりで、高さ15-20フィートになる高木で、太陽を好みます。
小さい庭には沈丁花が合っていますね。
どちらも植え付けは春と秋が適しているので、そのうちに店先に出てきます。やはり、ウディンビルの Molbak’s や、シアトルの Swansons Nursery などの大手のナーサリーをチェックしてみてください。なお、Molbak’s の公式サイトには、沈丁花はリストされていましたが、金木犀はありませんでした。オレゴン州ポートランドにある Portland Nursery の公式サイトではどちらもリストにあったので、注文できるかもしれません。
掲載：2015年2月
