シアトル・マリナーズが、とうとうやりました!
2022年9月30日(金)、本拠地 T-Mobile Park で行われたオークランド・アスレチックス戦に2-1で勝ち、21年ぶりのポストシーズン出場を確定させました!
シアトルの日本語情報サイトをやっている立場としては、素直に嬉しい!
捕手カル・ラリーによる代打サヨナラホームランで劇的勝利という、絵にかいたような展開でポストシーズン出場が確定した瞬間。何年もマリナーズの試合を実況してきたアナウンサーたちのこの興奮ぶり!
イチローが移籍してきた2001年を最後に、実に20年にわたりポストシーズンに出場できなくなるとは、誰も正確に予測できませんでした。
北米のプロチームで最長の “postseason drought” “playoff drought” と言われ、「そんな場合も drought を使うんだ」と、英語表現の勉強にもなったぐらい(苦笑)。
あまりにも長い間ポストシーズンに行けないので、最初から理由を作ってあきらめておいた方が傷つかなくて済むという心理に陥る人が増えていたように感じます。シーズンが始まった春にはもう「今年はポストシーズンに行けないよ?若手を育てる時期だから」「今年もポストシーズンに行けないよ?チームがバラバラだから」などと、ドヤ顔で言う素人評論家が少なくありませんでした。
今年はポストシーズンに出場できたので、それももうやらなくて済むのではと思いましたが、「でも、ポストシーズンに出場できても、ワイルドカードで負けるよ?」と言ってそう(笑)。
とりあえず、勝負は最後までわかりませんし、負けたら負けたで、今年のマリナーズの健闘を称えたい!
それにしても、こんな気持ち、ポストシーズン常連チームのいる都市では体験できないことですね。
残念ながら、私はこの歴史的な日は子どもの学校のクロスカントリーのミート、さらに水泳チームのトレーニングの送迎担当で、この試合を現場で見ることはできませんでした。でも、この日のことは忘れません!