※6月2日にツイッターに出した内容に加筆修正しました。
私たちもアメリカに住む人種的マイノリティです。
警察による黒人に対する残酷な差別に抗議することは当然だと考えており、アメリカ社会の構造的差別の改善を求め、本当の変化をもたらすために、微力でもできることをしていきたいと思っています。
でも、この国の建国時から続く、構造的人種差別や偏見、例えば、警察官に理由なく暴力をふるわれたり殺害されたり、ジョギングしているだけで脅威と見なされ一般市民に射殺されたり、店に入るだけで怪しいと思われ警備員に後をつけられるというような黒人社会では日常的に起きる残酷な差別を経験をしていない自分たちに何ができるのか。
長年にわたりシアトルで起きていることを英語で収集して日本語で伝える役割の一端を担ってきた私たちにできることは何だろう。
いろいろと考えた結果、私たちが伝えることがシアトルで起きていることの一部でしかなくても、今知ってほしい・伝えたい大事なことを、今日もシアトル、ワシントン州、アメリカ各地、日本、世界各地のフォロワーさんにお伝えし続けていくことが私たちのミッションだと、改めて思いました。
それは、ここに住んでいる私たちや子どもたちが、健康に安心して暮らすのを少しでも支えていくというビジョンがあるからです。
「ただ自分に起こっていないからといって、それがまったく起こっていないということではない」
テニス選手の大坂なおみさんの言葉です。
あまりにもたくさんのことが起きて時間も労力も圧倒的に足りませんが、目の前にある、自分たちができることをしていきます。
引き続きジャングルシティをよろしくお願いします!