山火事の煙による大気汚染が続いています。
ピュージェット湾地域の大気汚染は「UNHEALTHY」(有害)または「VERY UNHEALTHY」(非常に有害)で、14日午前11時までの予定で出された大気汚染警報(Air Quality Alert)が17日正午まで延長されてしまいました。
2017年と2018年も山火事の煙がシアトル大都市圏まで漂ってきて大気汚染を実感しましたが、2019年は影響がほとんどなかったので、今年のひどさが余計にツライですね。
15日にはシアトル市内近郊で少し青空が見えたところがあったものの、今夜にはまた南風が南から山火事の煙を運んでくることが予想されています。
州・郡・連邦政府機関が共同で運営しているワシントン州の山火事の煙による汚染情報サイト『Washington Smoke Information』によると、このようには「UNHEALTHY」(有害)から「VERY UNHEALTHY」(非常に有害)、「HAZARDOUS」(危険)レベルの大気汚染が続くことは前例がありません。
オレゴン州とワシントン州で起きている31の大規模な山火事による焼失面積は、ワシントン州では65万エーカー以上、オレゴン州では100万エーカー以上。消火活動に携わってくださっている8,752人の消防士には感謝の言葉しかありません。
米国赤十字ノースウエスト支部では、80人近くが被災者の支援に携わっています。支援が必要な方は 1-800-RED CROSS までお電話を。
支援のための寄付をしたい方は下記のリンクを参照してください。
Help People Affected by the Western Wildfires
www.redcross.org/local/washington.html
状況が早く改善することを願います。
みなさんも引き続き安全にお過ごしください!