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シアトル留学生カフェ探訪 第15回『Bedlam Coffee』

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Bedlam Coffee

こんにちは。先日、初めてセーフコ・フィールドに行き、念願のメジャーリーグ観戦を果たした麻実です!

ほんの数日の差でイチロー選手の活躍を見ることは叶いませんでしたが、対戦相手だったエンゼルスの大谷選手を観ることができ、すっかり興奮してしまいました。

イチロー選手の名前が入ったマリナーズのTシャツを着ているのに、ついついエンゼルスを応援してしまう・・・というちぐはぐなスタンスになってしまいましたが、穏やかで優しいシアトルのみなさんのおかげで、冷ややかな視線を浴びることもなく思いっきり楽しむことができました(笑)。同じように観戦した方も、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

Bedlam Coffee

もちろん、片手にビールならぬ、片手にコーヒーで観戦しましたよ!

それでは、『シアトル留学生カフェ探訪』 第15回、スタートです!

Bedlam Coffee

今回ご紹介するのは、こちら、見た目のインパクト大な 『Bedlam Coffee』 です!

シアトルのダウンタウンの北側のベルタウンで面白そうなカフェがないかと探していたところ、このユニークなカフェを発見し、迷わず入ってしまいました。

Bedlam Coffee

お店に入ると、たくさんのおもちゃや人形、ぬいぐるみなどが所狭しと飾られていて、さらにいくつものステッカーが壁を埋め尽くしています。まるでおもちゃ箱の中に入ったかのよう!

Bedlam Coffee

カウンターにはペイストリーが。シアトルの Blazing Bagels や Madison Park Bakery などから仕入れているそうです。

Bedlam Coffee

今までのカフェと比べて、やや男性客の比率が高めな印象ですが、ラップトップで黙々と作業をする女性のお一人様や、ゆったりおしゃべりを楽しむ女性グループもいました。テイクアウトのお客さんもたくさん!内装だけでなく、コーヒーそのもののファンも多くいることが伺えます。

今回は、バリスタさんおすすめの人気メニュー、Nutella Mocha を注文しました。

Bedlam Coffee

実は、こちらのカフェには何度か通ったのですが、バリスタさんはたいていちょっといかつい雰囲気で、最初は戸惑ってしまいました(笑)。でも、話してみるとみんな優しくてとってもフレンドリー。記事の掲載についても喜んでくれました。

店内全体がユニークなグッズで埋め尽くされ、座る場所によって見える景色が変わるので、どこに座ろうか迷います。

わくわくするこの雰囲気、伝わりますでしょうか?

Bedlam Coffee

そして、こちらが今回オーダーした Nutella Mocha です。

アメリカでは定番の Nutella ですが、モカとして飲んでみてもとっても美味しい!Nutella 独特のナッツの風味が効いているからか、通常のモカよりも、豊かでリッチな味わいです。

このように、カップにはワイルドでユニークなスタンプも。

美味しいモカを味わって一息つきながら周りを見渡してみると・・・2階に通じる階段を発見!早速上ってみました!

Bedlam Coffee

階段の脇にも、本がどっさり。目立たないところにも遊び心が光ります。

Bedlam Coffee

なんと、2階にはさらに二つ、1階とは違った雰囲気の部屋がありました!

まず、階段を上り切って最初に現れるこちらの部屋・・・

Bedlam Coffee

入ってみると、そこにはフカフカのソファもある、ちょっと高級感が漂う、広々とした空間が!

1階に比べてお客さんが少ないので、静かにゆったりと過ごすことができます。ソファも広々として気持ちよく、ついお昼寝しそうになってしまいました(笑)。

でも、もう一部屋あるので、ここに居座ってしまうわけにはいきません!というわけで、そちらにも行ってみました。

Bedlam Coffee

かわいい絵がいくつも壁に飾られているこちらの部屋もまた、ユニークでおしゃれな雰囲気。同時に、黒を基調とした壁のおかげか他の部屋より少し落ち着いた印象も受けます。個人的には、この黒い壁に見える白い小さな斑点が星空のように見えるのがお気に入りポイントです。

Bedlam Coffee

こちらの部屋にも、黙々と作業をしているお客さんがいらっしゃいました。仕切られた空間なので、カジュアルなミーティングにも使えそうです。わくわくする内装のカフェで美味しいコーヒーを飲みながらのミーティング、面白いアイディアがいっぱい浮かびそうですね。

Bedlam Coffee

たっぷりと店内散策を楽しんだあと1階に戻ると、ちょっとしたサプライズが。お客さんの一人が、おもむろに店内に飾られているピアノを弾き始めました!

即興でアレンジされた洋楽の最新曲(確実に聴いたことはあるのですが、あまり詳しくないので曲名まではわかりませんでした)のおしゃれな演奏に、居合わせたお客さんから自然と歓声が起こります。このような嬉しいサプライズがあるのも、同じカフェを愛するお客さん同士、距離が近いからこそではないでしょうか?

Bedlam Coffee

そしてようやく、店員さんに詳しいお話を伺ってみました。

まず、個性の光るユニークな内装について。「建築やデザインの経験があるのでは?」とお聞きしたところ、これらはすべてオーナーの趣味によるものだそうです!店内にある無数のグッズも、もともとオーナーが所有していたコレクションと、お客さんや友人知人からプレゼントされたものとのこと。

Bedlam Coffee

そして、肝心のコーヒーにも、並々ならぬこだわりが。なんと、「シアトルでこの豆を仕入れているのはうちだけだから、豆についてはトップシークレット」とのこと!それを聞いてしまったら、モカだけで終わるわけにはいきません。新たに Brewed Coffee を注文しようとしたところ、無料にしてくださいました。

雑味がなく、酸味が少なく深みもあり、すっきりと飲みやすい味わいです!「コーヒーを飲んだ」というしっかりとした美味しい後味が残ります。

お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、私はどちらかというと普段は甘いラテやモカを飲むタイプなので、うまく味の説明ができていないかもしれないのが心苦しいです。ですので、シアトルの他のカフェにはない貴重な味を、みなさんもぜひ試してみてください!

Bedlam Coffee

他にも、このようにたくさんの種類のカフェメニューがずらり。こだわりのコーヒー豆から作られるたくさんのドリンク、とっておきの一杯に出会えること間違いなしです!

オーナーのこだわりが随所に光る、遊び心たっぷりのカフェで、唯一無二の楽しいカフェタイムを過ごしてみませんか?自然とうきうきした気分になりますよ!

Thank you for a great time and coffee!

次回は、ある理由から最近の良い天気を複雑に感じているらしい美羽さんです!

Bedlam Coffee
2231 2nd Avenue, Seattle(地図
【席数】1階、2階それぞれに約30
【公式サイト】www.bedlamcoffee.com
【Wi-Fi】 あり
【電源】 席によってはあり

石田麻実

石田麻実(Asami Ishida)
1990年、富山県富山市生まれ。東京の大学を卒業後、地元での就職を経て、以前からの夢だった留学を決意し、2017年9月からベルビュー・カレッジで IBP プログラムに参加中。子供の頃から音楽を聴くことも演奏することも大好きで、数年ぶりにピアノとフルートを再開。映画やドラマの鑑賞、旅行も好き。最近は日本でも放送されていたアメリカのシットコム 『フルハウス』とその続編にはまり、寝不足の日々が続いている。

掲載:2018年5月

このコラムの内容は執筆者の個人的な意見・見解に基づいたものであり、junglecity.com の公式見解を表明しているものではありません。



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