みなさん、こんにちは!成です。
最近は雨の日が増えてきて、肌寒くなってきましたね。僕の地元の石川県は日本一降水日数が多くて秋冬は寒いので、シアトルに親近感を感じます。
僕は現在「留学生の生活能率を向上させ、成長をサポートする」ことを目的として活動している CROSSEA という学生団体に所属しています。先月は、株式会社日本マイクロソフトのマーケティング・チームがシアトルの東にあるレドモンド市のマイクロソフト本社を訪れるということで、キャリアイベントを開催しました。そこで僕は司会進行役を務め、マーケターとしての働き方を学ぶイベントに関わるという貴重な体験をすることができました。学生の皆さんはぜひ今後の僕らのイベントに参加してください!
それでは、 『シアトル留学生カフェ探訪』 第39回のスタートです!
今回ご紹介するのは、その CROSSEA のメンバーともよく訪れている 『Cafe Solstice』。
シアトル市内のキャピトル・ヒルとユニバーシティ・ディストリクトに2店舗ありますが、こちらは僕の通うシアトル・セントラル・カレッジから徒歩8分のキャピトル・ヒル店です。
ジャングルシティの大野さんによると、もともとこの 『Cafe Solstice』 は、1990年代は 『Solstice』 という店名でブロードウェイに置いたコーヒーカートでコーヒーを販売していたそうです。その後、2000年代にキャピトル・ヒルが寂れてしまったため閉店し、2001年にユニバーシティ・ディストリクトに移転しましたが、2013年にブロードウェイに復活することが決定。その翌年にこのキャピトル・ヒル店が開店しました。
ロケーションは、昔営業していたブロードウェイに面した新しいレンガ造りのアパートの1階。店内はかなり広々としており、二階にもフロアがあります。ファミリーレストランのような半個室や、会議もできる広いテーブル、屋外の席もあり、お客さんの用途に合わせて利用できます。
大きな窓から自然光が入るので、曇りの日が多い季節でも穏やかな時間を過ごせます。
2014年に全米で最も LGBT が暮らしやすいと言われた都市であることもあり、扉を開けてまず目に入る場所にレインボーカラーの旗が掲げられています。こうした多様性を当たり前のものとすることが広がってほしいです。
この日はハロウィンということで、バリスタのスモンさんもプチ仮装。街にもコスプレをして歩く人も多く、本場アメリカのハロウィン文化を楽しむことができました。
寒かったので、オレを注文。マグカップにはこのお店のロゴでもあるバイソンが描かれています。
同店で使用しているのは、第14回シアトル留学生カフェ探訪で瑠菜さんが紹介した、『Lighthouse Roasters』のコーヒー豆。ミルクの柔らかさで深煎りコーヒーの強い味がマイルドになり、コクがあってとても美味しいです。
また、週末と祝日は午前7時から午後1時まで特別な朝食メニューも。それを知らずに日曜日の午前10時頃来店したのですが、早速注文してみました。
僕が注文したのは、Scrambles の California というメニュー。Scrambles は4種類あり、どれもとにかくボリュームが多いです。
塩辛く味付けされたスクランブルエッグとポテトに、甘くなるまで炒めた玉ねぎが良いアクセントとなっています。個人的にアボカドが野菜の中で一番好きなので、そのコンビネーションも堪能でき最高でした。
友人が注文したのはこちらの Croissant Breakfast Sandwiches の Classic。このクロワッサン、一口もらいましたが、衝撃的な美味しさでした。パリッ!と心地よい音なるほどのしっかりした外側と、程よい弾力がある内側のバランスが本当に絶妙です。程よくバターも効いていて、風味たっぷり。挟まれたベーコンはカリカリで卵はふわふわ。本当に考え抜かれています。
少なくとも僕が今まで食べたクロワッサンの中では No.1 です。店名の "Solstice" は日本語で「最高点」という意味もあるのですが、まさにこのクロワッサンは "Solstice" です。
友人も「全体のバランスが最高で、ボリューム感もあり幸せ」と絶賛していました。
絶品の朝食と美味しいオレを堪能し、CROSSEA の次の企画の準備もはかどり素敵な一日となりました。
Thank you for a good time and coffee!
次は、ついに現地企業でのインターンシップが決定し、残りのシアトル生活をどう満喫させるか考え中の匡洋君です。
Cafe Solstice
925 East Thomas Street, Seattle(地図)
【席数】約90
【公式サイト】www.cafesolsticeseattle.com
【Wi-Fi】 あり
【電源】 席によってはあり
池野成(Sei Ikeno)
1995年、石川県金沢市生まれ。大学を休学してシアトル・セントラル・カレッジに留学中。東京都内のカフェ・ド・クリエで2年半にわたりアルバイトし、カフェのような居心地の良い空間づくりに興味を抱いた。セーフコ・フィールドではノリで参加したサイレント・オークションにて10キロ近くあるベースを購入することになってしまい、どうやって日本に持ち帰ればよいのか、今から頭を悩ませている。
掲載:2018年11月