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みなさん、こんにちは!美羽です。
一気に日が長くなりましたね。夜の9時でも明るく、本当に一日が長くなったように感じます。そのせいか夜遅くまで起きていることが多くなり、朝バタバタと準備することもしばしば(笑)。
バスに間に合わない!と、急いで家を出るのですが、ちょっと走るだけで足が棒になります。中高生の時は遅刻しそうになると走って通学ができていたのに、自分でも驚くほど筋肉が衰えていると感じました。走らなくて良いように余裕を持って心がけるのは当たり前ですが、健康に生活するためにも最低限の運動は大事ですね!
さて、今回は、第18回の瑠菜さんのブログと同じく「原点回帰」をテーマにしてみました。
シアトル留学生カフェ探訪第20回、スタートです!
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今回ご紹介するのは、パイオニア・スクエアにある老舗カフェ 『Caffe Umbria』 です。
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このカフェがあるのはパイオニアスクエアの Occidental Avenue なのですが、この一辺、雰囲気がおしゃれでとてもお気に入りです。きれいに整備された街路樹と、レンガが敷き詰められた道路、統一感のある店構えが、落ち着いた雰囲気をかもし出しています。
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店内に入ると、左側全体がカフェスペースになっています。私はまず右側のキャッシャーへ。ディスプレイの中にはペイストリーもたくさん、そしてメニューはプロジェクタで壁に映されています。
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メニューを見てみると、左側はすべてコーヒー豆の種類。このカフェはロースターでもあり、豆の焙煎と販売もしています。グローサリーストアなどで同店のパッケージの豆を見かけたことがある方も多いのではないでしょうか?
店員さんに丁寧に接客していただき、注文したのはラテ(12oz)とスコーン。スコーンに関しては、今回もディスプレイに惹かれて注文しました(笑)。
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ちなみに、このカフェは前回の私のブログでご紹介したエスプレッソマシンメーカー「La Marzocco」を使用しています。
ラテは苦みが少なく、さらっと飲みやすくて美味。スコーンはぎゅっと中身がつまっていて美味しく、食べ応えもばっちりでした。
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さて、前述の原点回帰とは、私のカフェ巡りの原点のこと。私といえば、そう、スリーブです。スリーブを集め始めて早9ヶ月が経ちますが、その総数はすでに100枚を超えています(笑)。
このCaffe Umbriaですが、オリジナルのスリーブとカップがあり、本当にかわいい。カップの淡い水色とロゴのマスタードイエローの組み合わせまで考えられていて、とてもおしゃれです。しっかり持ち帰りました。
カップの色はサイズによって異なるようで、黄色いカップもありました。スリーブはもちろんですが、カップまで持って帰りたくなるくらいデザインに凝っています。
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そしてこのカフェ「Caffe Umbria」自体も実はシアトルのイタリア系カフェの原点。現在のオーナーは3代目で、おじいさんの代からコーヒーの焙煎をしているそう。詳しくは、「これははずせない!「シアトルの老舗カフェ」」でどうぞ。
壁に大きなロースターの写真が飾ってあるのですが、この写真に写っている方が現オーナーのエマニュエルさん。ちなみにこのロースターはシアトル市内のジョージタウンにあります。
Caffe Umbria の公式サイトでは、こちらのロースターでの作業の様子が、エマニュエルさんのナレーション付きで紹介されています。とてもかっこいい動画ですので、ぜひご覧になってみてください。
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イタリア系のカフェというだけあって、スリーブだけでなくカフェの内装もとてもかわいい。淡いブルーの壁とレンガの茶色、そしてゴールドの装飾がおしゃれで、かつ落ち着いた雰囲気を感じさせます。
ジャングルシティの大野さんによると、壁の装飾品やライト、お店のコーヒーカップなどはイタリアから取り寄せているそうです。素敵なこだわりを感じました。
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店内奥の壁には、エマニュエルさんのお父さんがここで創業したロースターカフェ、トレファチオーネのロゴが。これはグリフィンで、スリーブの裏にも描いてありました。グリフィンとは、ギリシャ神話に出てくる鷲の上半身とライオンの下半身を持つ幻獣だそうです。かっこいいですよね。
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そしてお客さんの会話を邪魔しないよう、BGMは小さめ。イタリア系のカフェはコーヒーを囲んで友人との時間を楽しむための憩いの場となっていることが多い気がします。
コーヒー自体を楽しむカフェや作業に集中できるカフェも好きですが、このようなコミュニティとしてのカフェも素敵ですよね!
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店舗の中央の壁には「Three Generations, One Tradition」の文字が。発展しながらも伝統を守り続ける、まさに原点としての誇りを感じられる言葉です。
Thank you for a great time and coffee!
次はハーフマラソンを走ってから1週間以上が経過しているのに、まだまともに歩くことができない真洋さんです!
Caffe Umbria
320 Occidental Avenue South, Seattle(地図)
【席数】約60
【公式サイト】caffeumbria.com
【Wi-Fi】 あり
【電源】 席によってはあり
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興梠 美羽(Myu Korogi)
1996年、宮崎県宮崎市生まれ。実家は創業105年になるうどん屋を経営。幼いころから食とビジネスに興味があり、高校卒業後は関西にある大学の農学部に進学。現在は休学してIBPプログラムでワシントン大学に留学中。コーヒーをテイクアウトするともらえるスリーブを集めるのがマイブームで、基本的に TO GO(テイクアウト)で注文する。留学4ヶ月でコレクションは既に60枚以上。
掲載:2018年6月