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シアトル留学生カフェ探訪 第37回 『Convivial Cafe』

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※『Convivial Cafe』は、2019年7月に経営陣が変わり、『L’experience Paris』になりました。

みなさん、こんにちは!伸介です!

シアトルは10月ごろから雨の日が多くなると聞いていたのですが、意外にも晴れの日が多くて驚いております。晴れの日が続くうちにエネルギーを蓄えようと、たくさん散歩をしています。

先日はロサンゼルスまで行き、僕の出身地である東北地方の食品フェアに販売ボランティアとして参加してきました。現地のお客様が自分たちの商品を喜んで買ってくれたり食べてくれたりすることには、なんとも形容しがたい喜びがありました。また、製造者の方々とお話をし、自らの商品に誇りを持っている姿を見て、語彙不足ではありますが「カッコイイ」と思いました。多くのことを学ぶことができ、本当に参加してよかったです。

前置きはこのぐらいにして、それでは、『シアトル留学生カフェ探訪』 第37回のスタートです!

今回僕がご紹介するのは、マーサー・アイランドにある、『Convivial Cafe』です。

Convivial Cafe

こちらのカフェをご紹介しようと思った理由は二つあります。一つ目の理由は、この 『シアトル留学生カフェ探訪』 発案者の真洋さんが大好きなカフェの一つであること。真洋さんにオススメされて実際に行ってみたところ、すごく気に入ってしまいました。

二つ目の理由は、このカフェがあるマーサー・アイランドはシアトルからでもバスで簡単に行くことができて、のんびりできる場所であること。シアトルのダウンタウンからバスに乗り、約20分ほどでマーサー・アイランドのバス停に到着します。

それでは、少し都会を離れて、心と体を休めることができるこのカフェに迫っていきましょう。

Convivial Cafe

バス停からカフェまでの道にあるたくさんの街路樹が秋を感じさせてくれます。

Convivial Cafe

10分ほど歩くと、『Convivial Cafe』に到着です。

Convivial Cafe

中に入ってみると、白と青を基調にした空間が広がっています。とても清潔感に溢れていて、落ち着きます。

Convivial Cafe

コミュニティ・ルームもあり、会議や何かで集まって話す場としても利用できるそうです。ホームページで予約することがオススメです。

Convivial Cafe

鏡にメニューが書かれているなんて、初めて見ました。

Convivial Cafe

ペイストリーが豊富なのも同店の特徴のひとつ。バタークロワッサン、ピーナッツバタークッキー、チョコレートクッキーなどの定番メニューに加えて、日替わりでもペイストリーを作っています。

同店のコンセプトは、「BELOVED CLASSICS, NEW FAVORITES」。定番とオリジナルの両方を大切にしているようです。

Convivial Cafe

コーヒーを淹れてくれたのは、以前はベルビューのダウンタウンにある 『Third Culture Coffee』で働いていたというバリスタ歴8年のアマンダさん。。お客さんとコーヒーについて話すのが大好きなアマンダさんによると、このカフェの良いところはとても親しみやすいこと。コーヒー通の人も、コーヒーに詳しくない人も、誰でも楽しめるカフェなので、
「コーヒーのことならなんでも聞いて!」と話してくれました。

Convivial Cafe

今回は、アイスコーヒーをオーダーしてみました。酸味が少しあり、スッキリとした味わいでした。豆はパイオニア・スクエアにあるロースタリーカフェ 『Elm Coffee Roasters』 のものです。

Convivial Cafe

そして、この日の特別メニューのプレッツェルクロワッサンも食べてみました。パリパリのクロワッサンにチェダーチーズとベーコンが織り込まれています。その日の特別メニューが毎日何かしらあるので、新しい楽しみに出会えるカフェでもあるんですね。

オーナーのジョエルさんともお話してみましたが、とても優しく話しやすい方でした。ニューヨークの郊外からマーサー・アイランドに引っ越してきて12年になるそうで、同店の近くに本屋があることから、「本屋とカフェが近くにあるといいな」と思い、カフェを開くことに決めたそうです。

「お客さんが、ドリンクやペイストリーを食べているのを眺めることが楽しいね。毎日新しいペイストリーを作るようにしていて、たまにうまくいかないこともあるけれど、お客さんがとても喜んでくれることもあり、その瞬間はとても幸せです」。

地元の女性のお客さんが「ここのコーヒーとペイストリーは本当に最高だったわ。本当にありがとう」と数分間褒めちぎっているのを聞き、ほっこりしました。

実は、ジョエルさんは日本語を少し知っています。僕が帰る際には「来てくれてどうもありがとうございます」と言ってくださいました。この言葉に、僕はそれから2度も来店してしまいました(笑)。今では名前も覚えてくださり、訪れるたびに話をしてくださるので、毎回ついつい長居してしまします。そんなことからも、このカフェが愛される理由は、ドリンクやコーヒーの美味しさ、カフェのデザインに加えて、働いている方が本当に優しく接してくれる点が大きいのだと感じました。

Convivial Cafe

マーサー・アイランドは、シアトルの観光中にもバスで簡単に立ち寄れる、のんびりしたエリアです。カフェでくつろいだ後は、Luther Burbank Park に行ってみましょう。目の前にレイク・ワシントンが広がり、とても気持ちが落ち着きます。

ちょっとゆっくりしたくなったら、オーナーのジョエルさんやバリスタのアマンダさんとお話しながら、美味しいコーヒーや日替わりのペイストリー、リラックスする空間を楽しんでみてはいかがでしょうか。

Thank you for a good time and coffee!

次はアメリカで初めて911に電話をかける経験をしたという美紗さんです。

Convivial Cafe
3020 78th Avenue SE, Mercer Island(地図
【席数】約35
【公式サイト】https://www.convivialcafe.com
【Wi-Fi】無料 Wi-Fi あり
【電源】なし

佐藤伸介

佐藤伸介(Shinsuke Sato)
1996年、千葉県四街道市生まれ。幼少期から高校3年までを宮城県で過ごし、青森県の大学に進学。現在は休学し、文部科学省が展開する留学支援制度である 『トビタテ!留学 JAPAN』 の第8期生として、シアトルで1年間の留学中。東北地方の観光に貢献したい。マイブームはスペイン語。

掲載:2018年10月

このコラムの内容は執筆者の個人的な意見・見解に基づいたものであり、junglecity.com の公式見解を表明しているものではありません。



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