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シアトル留学生カフェ探訪 第19回『Eastern Cafe』

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Eastern Cafe

こんにちは!コーヒーはアイスかホットか、なかなか決められなくなってきた麻実です。

ここ数週間、シアトルの夜の明るさにとても驚いています!夜9時を過ぎても、まだ夕方のよう・・・。ですが、まだまだ朝晩は少し涼しいので、カフェでアイスを飲もうかホットを飲もうか、毎回迷ってしまいます。

さて、先日までシアトル国際映画祭が開催されていましたね。私はボランティアとして上映館をサポートしたり、観客としても是枝裕和監督の日本映画『三度目の殺人』を観たりと、初めての映画祭を存分に満喫することができました!また、5月30日にはタコマで開催された Maroon5 のコンサートにも足を運び、生の演奏に大興奮、大感激・・・。短い期間に上質な映画や音楽に触れることができ、大満足の初夏になりました。まるで「芸術の秋」(笑)。

本分の勉強はというと、現在は春クオーターの授業の最終週。テストやプレゼンが続きますが、楽しかった分、また気を引き締めてもうひと踏ん張りです。

それでは、『シアトル留学生カフェ探訪』第19回、スタートです!

今回は、シアトルのインターナショナル・ディストリクトにある『Eastern Cafe』。

Eastern Cafe

インターナショナル・ディストリクトは、食事の際にはもちろん、近くにはセーフコ・フィールドやセンチュリーリンク・フィールドがあり、また、ライトレールやバスの乗り換えにも便利なので、何かと立ち寄る機会が多いエリア。Eastern Cafe は、そんなインターナショナル・ディストリクトの中心部、King Street Station から歩いて約5分のところにあります。

お店に入ってまず印象的なのが、2階建ての吹き抜けならではの、この開放感!

Eastern Cafe

大きな窓から心地よい日差しが入ってきて、スタイリッシュで広々とした内観に、ここがインターナショナル・ディストリクトだということを忘れてしまいます。

そして、入ってすぐ右手にあるアーティステックな大きな絵も、とってもおしゃれ!

Eastern Cafe

これらの絵は、すべて地元のアーティストの作品だそう。おおよそ1カ月から2か月で作品が入れ替わるそうなので、時期によって違った雰囲気を楽しむことができます。

ちなみに、5月に行ったときは、こんな感じでした!

Eastern Cafe

実はこのカフェには何度も通っていて、さまざまな種類のコーヒーを飲んでいるのですが、どれもすっきりとして飲みやすく、いつ来ても本当に美味しい!近くに来るたび、吸い込まれるようにお店に入ってしまいます。

それもそのはず、ここEastern Cafeは第14回でご紹介した 『Lighthouse Roasters』 から仕入れた豆を使っているんですね。

Eastern Cafe

バリスタさんいわく「Lighthouse Roasters の豆は常に高いクオリティを保っていてとても信頼しているので、お客さんにも安定して美味しいコーヒーを提供することができる」のだそう。なかでも、特に味が安定しやすい深煎りのものをこだわって使用しているそうです。

それでは本題、カフェメニューのご紹介です。訪れるたびに写真を撮っては保存しているので、店内用のマグカップだったり To Go 用のカップだったりしてしまうのですが、ご了承ください(笑)。

まずは、コールドブリュー。やはり、コーヒーそのものの味を楽しむには、シンプルが一番。クセのないすっきりとした味わいなので、暑い日にも飲みやすく、さっぱりといただけます!

Eastern Cafe

続いては、モカ。ご存じのとおりモカはエスプレッソにミルクとチョコレートを加えて作られるものなので、コーヒーが苦手な人へのおすすめとして挙げられることが多いですが、Eastern Cafe のモカはしっかりとコーヒーの美味しさが引き立っていて、お気に入りの一つです。

Eastern Cafe

そして、カスタマイズに挑戦したのが、こちらのタンジェリンシロップ入りのラテ。まろやかな味と舌ざわりの向こうに、ほのかに感じられる柑橘の爽やかな風味が絶妙で、ゆっくりと味わいたいのに、ついハイペースで飲み切ってしまいました(笑)。

Eastern Cafe

さらに、例外として Lighthouse Roasters の豆ではないもので作られるのが、こちらの Vietnamese Coffee。Cafe du Monde のチコリコーヒーとコンデンスミルクから作られており、とても軽やかな味わいで少しエスニックな風味が感じられます。

Eastern Cafe
Eastern Cafe

そして、このカフェの特徴のひとつは、クレープなどのフード系のメニューが充実していること!このように、お皿いっぱいの大きさのクレープが出てきます。分量たっぷりなので、日本でよくあるように片手で食べるのではなく、フォークとナイフを使って一口ずつ切り分けていただきます。

Eastern Cafe

こちらはデザート系。中にはごろごろとしたフルーツがたくさん!クリームは、カスタードやヌテラから選ぶことができます。

Eastern Cafe

そしてこちらはお食事系。たっぷり野菜が食べられて、ベーコンの塩気が絶妙なアクセントとなっていて、病みつきになってしまいます。

Eastern Cafe

そして、日本人のみなさんに耳寄りな情報が!こちらではペイストリーとして、なんとカレーパンや焼きそばパンが食べられます!もちろん、私も迷わず注文しました(笑)。

Eastern Cafe

皆さんはアメリカのお店で日本のものを食べようとしたのに、出てきたものを見て「全然ちがうじゃん!」とがっかりした経験、ありませんか?

しかし、このカレーパンは、まさに日本の味そのもの!アメリカに来て、実に9カ月以上ぶりのカレーパンの美味しさに、懐かしさと安心感でいっぱいになりました。それと同時に、カフェで美味しいコーヒーとともにカレーパンを食べたのはとても新鮮でした(笑)。それでも、相性が抜群なのが嬉しい意外性です。

Eastern Cafe

これらの日本のパンは、シアトルにある Umami Kushi から、その他のペイストリーも、同じくシアトルにある Standard Bakery から仕入れているとのことです。

クレープやペイストリーの他に、サンドイッチやサラダもあります!

このようにフード系のメニューも充実しているからか、いつ訪れても店内は賑わっていて、長時間の作業をするお客さんも少なくありません。開放的な空間で、かつおしゃれで落ち着いた雰囲気も手伝って、とっても居心地の良さを感じます。

1階は大きな窓から日の光が差し込んで、すがすがしい雰囲気。

Eastern Cafe

2階は1階と比べると少し薄暗く、落ち着いて作業するのにぴったりです。

日によっては、1階の大きなテーブルで地元のアーティストが手作りグッズを販売していることも。多くのレストランが立ち並ぶインターナショナル・ディストリクトにありながらも、地元に住む人々との暖かなつながりを感じる光景でした。

Eastern Cafe

さらに、営業時間中いつでもお酒が提供されています。私はお酒が飲めない体質なのがとっても残念なのですが、心地よい日差しを浴びながら、お酒とともにゆったりとした時間を過ごすのもまた、贅沢なひとときかもしれませんね。

Eastern Cafe

中華だけではもったいない!Eastern Cafeで、一味違ったインターナショナル・ディストリクト体験をしてみませんか?

Thank you for a great time and coffee!

次回は、最近筋力の低下に危機感を覚えているらしい美羽さんです!

Eastern Cafe
510 Maynard Avenue South, Seattle(地図
【席数】約50
【公式 Facebook】www.facebook.com
【Wi-Fi】 あり
【電源】 席によってはあり

石田麻実

石田麻実(Asami Ishida)
1990年、富山県富山市生まれ。東京の大学を卒業後、地元での就職を経て、以前からの夢だった留学を決意し、2017年9月からベルビュー・カレッジで IBP プログラムに参加中。子供の頃から音楽を聴くことも演奏することも大好きで、数年ぶりにピアノとフルートを再開。映画やドラマの鑑賞、旅行も好き。最近は日本でも放送されていたアメリカのシットコム 『フルハウス』とその続編にはまり、寝不足の日々が続いている。

掲載:2018年6月

このコラムの内容は執筆者の個人的な意見・見解に基づいたものであり、junglecity.com の公式見解を表明しているものではありません。



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