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シアトル留学生カフェ探訪 第1回『Porchlight Coffee & Records』

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Porchlight Coffee & Records

初めまして!『シアトル留学生カフェ探訪』のトップバッターをつとめさせていただきます真洋(まさひろ)と申します。

このブログは、タイトルの通りシアトルに留学中の4人の日本人留学生が、リレー形式でシアトル周辺のカフェについて執筆していきます。

今や世界中からカフェとコーヒーの街として認められているシアトルの、"ホット" で "リアル" なカフェ情報をお伝えしたいという想いで、このブログをスタートさせていただくことになりました。

星の数ほどカフェがあるシアトルで、魅力的で「行ってみたい!」と思っていただけるようなお店の情報を、毎週水曜日にお届けしたいと思っています。

シアトルに来てまもない、出身地も経歴もさまざまな4人が、それぞれの目線で取り上げるカフェ情報をお楽しみいただければ幸いです。

それでは 『シアトル留学生カフェ探訪』 の始まりです。

「コーヒーxレコード」の店

道を歩けば数軒おきにカフェが立ち並び、街を見渡せばテイクアウトのコーヒーカップを持ちながら颯爽と歩いているビジネスマン、家族連れや犬を散歩している人たちが多く見られるシアトル。シアトライトがカフェに行く理由は、カフェに訪れる人の数ほど存在していると思います。

でも、コーヒーを売っているだけではなく「プラスα」の価値でお客さんを惹きつけている店が多くあります。ひっきりなしに新しいカフェがオープンし、凌ぎを削るシアトルはなおさらそのような店が多いのではないのでしょうか。

僕はそんな「コーヒーx◯◯」な店の情報をお届けしたいと思います。

Porchlight Coffee & Records

今回訪れたのは、『Porchlight Coffee & Records』。

平日は学校の授業があるので、休日にまだ行ったことのないカフェに訪れてゆっくりするのが、僕のシアトル生活での楽しみの一つです。

キャピトル・ヒルとファースト・ヒルのほぼ境目。目立つ看板やロゴがないお店なので、うっかり通り過ぎてしまいました(笑)。

店内に入るとコーヒーの香りはもちろんのこと、センスの良い音楽が心地よく、小さな店内ではあるのですがずっとその空間に身を置きたくなる、そんな雰囲気が漂っていました。

店内は白と明るい木目調の家具で統一され、清潔感があります。

レコードに、こだわりのグッズも

Porchlight Coffee & Records

名前の通り、このお店は「コーヒーxレコード」のお店。

奥には種類に富んだ中古と新品が入り混じったレコードが売られていました。コーヒーとレコード・・・。なんておしゃれな組み合わせなんでしょう。レコードにはまったく詳しくないのですが、コーヒーを飲みながらレコードを眺めているだけで、僕までおしゃれになったような気がします(笑)。

Porchlight Coffee & Records

お店のグッズにもこだわりが感じられ、他の店では見ることがあまりないレコードを流すターンテーブル専用のマットまで置いてあります。

Porchlight Coffee & Records
Porchlight Coffee & Records

個人的には、レコードを片手にコーヒーカップを持ち歩いているおじさんのイラストが描かれたオリジナルマグがかなりツボで、店を出る直前まで購入するかどうか悩みました。

人生初のターメリック・ラテ

Porchlight Coffee & Records

ターメリック・ラテ

そして今回オーダーしたのがこちら、ターメリック・ラテ(Turmeric Latte/12oz)。

ドリンクメニューの中で一つだけメニューの文字の色が違うドリンクだったのと、生まれて初めてターメリック・ラテなるものを見たので、これは店の一押しに違いないと、すかさず注文してみました。

ターメリックは英語名で、日本名はウコン、二日酔い防止でよく知られているショウガ科の植物です。

作り方がとても気になったので、作っているところを少し覗くと、カップにターメリックシロップを入れてそのあとにスチームしたミルクを注いでいるだけ。エスプレッソやコーヒーのようなものは一度も入れていませんでした。

Porchlight Coffee & Records

オーナーのザック・ボロティンさん

お店の人に聞くと、やはり特製のターメリックシロップにミルクを注いでいるだけで、コーヒーの要素はまったくないとのこと。もちろんカフェインも入っていません。見た目はほんのりと黄色がかったラテのようで、金色のようにも見えます。とっさに「これはまさに黄金のラテではないか!!」と思ってしまいました。

一口飲むと、ターメリックの心地よい刺激が喉を通り、胃に入って、冬の外気で冷えた身体に一気に温もりが注ぎ込まれます。身体がすぐにポカポカしてきました。生姜湯を飲む時と同じような感覚です。

コーヒーの成分がないため、とても飲みやすく、ミルクが多く入っているため、ウコン特有の嫌な苦味もまったくありません。コーヒーが苦手な人にもオススメです!

僕の中でのウコンの勝手なイメージは、飲み会の前後にウコンの成分が入っている粉やドリンクを飲むといった、あくまでもお酒と密接にあるイメージで、"味わう" という行為をウコンに対してしたことは一度もなかったのですが、実に美味。寒い日には毎日飲みたくなるような、少しクセになる味わいでした。

実はターメリックには多くの栄養分が含まれており、特に美容や健康に気を使う女性の間で最近注目されているとのこと。美容や健康に気を使わない男性だったのでまったく知りませんでした・・・。やはり人気のドリンクのようで、お客さんの大半がこの飲み物をテイクアウトでオーダーしていました。寒い日に外で歩きながら飲むのにはもってこいですね。

Porchlight Coffee & Records

オーナーのザック・ボロティンさん

オーナーのザック・ボロティンさんは、とても気さくで優しい方。一杯目のラテを頼んだ後に写真を撮影していたら、「こっちの方が上手くできたからこっちを撮影して!」と、二杯目を用意してくださいました。

コーヒー好きの皆さんにも、コーヒーが苦手な皆さんにも、レコード好きの皆さんにも、風邪引きさんにも、二日酔いの皆さんにも、さまざまな方にぜひオススメしたいです。

Thank you for a great time and latte!

Porchlight Coffee & Records

レコードよりも飲み物の方に僕の興味がいってしまいましたが、このような感じでゆるりと書いていきたいと思っていますので、何卒よろしくお願いいたします!

次は、「三度の飯よりフラペチーノ」な瑠菜(るな)さんです。

Porchlight Coffee & Records
1517 14th Avenue, Seattle(地図
【席数】約15
【公式サイト】www.porchlightcoffee.com
【Wi-Fi】 無料Wi-Fi ※パスワードは各テーブルに記載
【電源】なし

沢田 真洋

沢田 真洋(Sawada Masahiro)
1991年、神奈川県藤沢市生まれ。大学卒業まで三度の飯よりサッカーな生活を送り、卒業後一般企業に就職。3年と少し勤めた後、退社を決意し、2017年9月よりIBPプログラムでベルビュー・カレッジに留学中。シアトルに来てから柄にもなくカフェ専用のインスタグラムアカウントを作り、備忘録代わりにシアトル周辺で訪れたすべてのカフェを記録している。将来は地元・湘南にカフェを開くのが夢。最近のマイブームはハーモニカ。

掲載:2018年2月

このコラムの内容は執筆者の個人的な意見・見解に基づいたものであり、junglecity.com の公式見解を表明しているものではありません。



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