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シアトル留学生カフェ探訪 第38回 『Third Culture Coffee』

みなさん、こんにちは。美紗です。

先日、ホストファミリーが不在中に温水タンクが故障し、ガス漏れが発生したため、人生で初めて911に通報しました。一人で不安だったのですが、ベルビューの消防隊の方がすぐに駆け付けてくれて、なんとか対処することができました。なぜだかわかりませんが、緊急事態のほうが、英語がうまく話せたような気がします・・・(笑)

さて、最近起こったプチ事件をお話しさせていただいたところで、『シアトル留学生カフェ探訪』 第38回のスタートです!

今回ご紹介するのは、ベルビューのダウンタウンにある 『Third Culture Coffee』。

Third Culture Coffee

現在はこの1店のみですが、お店の方に確認したところ「そろそろ2店目を・・・」とおっしゃっていたので、ひそかに期待しています!

今回、私が注文したのは、ラテ。

注文してからいつもより時間がかかるなあと思っていると・・・

なんと、お店について教えていただいて親しくなったバリスタのKYLUさんがエッチングのラテアートとして、白鳥を描いてくださいました!

初めての白鳥のエッチングのラテアートを目の前にし、ついつい大興奮。

お店の由来について伺ったところ(もちろん、このラテアートは美味しくいただいたあとに!)、「Third Culture」は、インドで生まれ、オーストラリア、アメリカで暮らしてきた経験をこのカフェで表現したいという、オーナーの思いが込められた名前だそうです。

その思いの通り、メニューをよく見てみると「World Coffee」というジャンルがあります。このジャンルは、各国のコーヒーの淹れ方、飲み方の違いをここで楽しんでもらうべく考案されたもので、5地域のコーヒーが楽しめます。

いつも新しいものに挑戦したいので、一番人気という「Indian Filter Coffee」にもトライしてみました。

シアトルから地球を半周した距離にあるインド。インドのコーヒーはどんなものだろうとワクワクして待っていると、ビールのように泡のかかったコーヒーがステンレス製のカップに注がれて出てきました。コーヒーを通して、文化を伝えたいというオーナーの思いを感じます。

この特徴的なビールのような泡。うまく写真で納められなかったのですが、コーヒーを淹れる「高さ」にポイントがあります。頭の上の位置から、胸下の位置にあるカップをめがけて、コーヒーを注ぐのです。泡ができるまで、何度か注いで、戻してを繰り返し、このような泡ができます。

そして、みなさんが気になるであろう味。苦みが強くないので飲みやすく、エキゾチックな感じでした。また、ステンレスのカップに注がれているので、温かさが保たれ、ゆっくりと味わうことができました。

コーヒーを通して、世界の文化に触れることのできる、『Third Culture Coffee』。

気軽に世界を旅するような気持ちで行ってみてはいかがでしょうか。

店内にあるブランコに座ってコーヒーを味わうこともできます。

Thank you for a good time and coffee!

次回は、学生団体 CROSSEA で、日本マイクロソフト株式会社のキャリアイベントの司会を務めた、成くんです。

Third Culture Coffee
80 102nd Avenue NE, Bellevue (地図
【席数】約30(店内)
【公式サイト】thirdculturecoffee.com
【Wi-Fi】あり
【電源】席によってあり

小柳美紗(Misa Koyanagi)
法政大学法学部法律学科を1年間休学し、シアトルに留学中の大学生。日本では大学で留学生向けの日本語授業アシスタントのボランティアに尽力し、アルバイトで貯めたお金でフィリピン、アメリカ(シカゴ)、中国での短期留学を経験。また、ある外資系ブランド企業の法務部で1年3ヶ月にわたりインターンシップをしたことから、街ですれ違う人のバックをついつい見てしまい、購買意欲が高まっているのが最近の悩み。

掲載:2018年10月

このコラムの内容は執筆者の個人的な意見・見解に基づいたものであり、junglecity.com の公式見解を表明しているものではありません。



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