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シアトル留学生カフェ探訪 第47回 『Ugly Mug Cafe & Coffee Roasters』

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こんにちは!伸介です!

僕はサッカーが好きなので、先日の土曜日に好きなチームであるトッテナムの試合の生中継を見られるサッカーパブに行ってきました。朝10時前に家を出発し、1時間以上かかりましたが、行く価値は大いにありました。他のお客さんと一緒に応援しながら、試合についての会話を楽しみ、日本で働いたことがあるという方がビールをご馳走してくださるという展開に。さらに、応援していたトッテナムが勝ったので、勝利の余韻に浸りながらパブを後にしました。留学中、海外在中は自分の好きなもの、興味があるもののコミュニティを見つけて参加してみるのも良いかもしれませんね。

それでは、『シアトル留学生カフェ探訪』 第47回のスタートです!

今回僕がご紹介するのは、ワシントン大学のすぐ近くにある 『Ugly Mug Cafe & Coffee Roasters』。

Ugly Mug

この日はサッカー観戦で少し疲れたので、カフェで一休みをしたいなと、付近のカフェをインターネットで探してみました。すると、名前がかなり特徴的なこのカフェが見つかりました。『Ugly』、日本語で『醜い』という単語をカフェの名前に入れるなんて・・・冒険心がかきたてられ、直行することに。

場所は、ワシントン大学から徒歩1分ほどのところ。ユニバーシティ・ウェイからは見えづらいですが、路地を少し歩くと特徴のあるこの看板が顔を出すので、すぐにわかります(笑)。看板から見るに、何か恐ろしい置物などがあるのかな・・・と思いながら怯えながらドアをあけました。

Ugly Mug

予想外にも、木やレンガをあしらった、落ち着いた空間のカフェです。どこかアットホームなところさえ感じました。土曜日にも関わらず、ほぼ満席。ワシントン大学が近いこともあり、お客さんのほとんどは大学生のようでした。画像右にある大きいトランプが気になりますね。どこが『Ugly』なんだろうと、もう少しお店を眺めてみました。

Ugly Mug

いました。ブラックボードにお店のキャラクターが描かれていました。何か憎めない顔をしています(笑)。

Ugly Mug

コースターやコーヒーカップなど、このキャラクターがプリントされた商品がありました。こんなキャラクターはなかなか見る機会がないように思うので、記念に購入するのもいいかもしれません。

Ugly Mug

バリスタのキャサリンさんにラテを淹れてもらいました。『Ugly Mug Cafe & Coffee Roasters』は自社の焙煎工場を持っていて、ペルー、ブラジル、メキシコ、エチオピア、グアテマラなどから豆を仕入れていて、時によってブレンドを変えています。現在インターベイにロースターを移転している最中だそうです。

Ugly Mug

どうしてもコップにプリントがあるコーヒーカップでラテを飲みたかったので、カップを交換してもらいました。

雨がシトシトと降っていて少し肌寒い日だったので、温かいラテのほんのりとした苦味が体にしみました。このキャラクターも何度も見ているとだんだんと愛着が湧いてきます(笑)。

Ugly Mug

『Ugly Mug Cafe & Coffee Roasters』では食事メニューもあります。お腹が空いてきたので、約7ドルと手ごろな値段のサンドイッチを頼みました。すると、先ほど気になっていた大きなトランプを渡されました。どうやら番号札のようです。

Ugly Mug

スイスチーズとスモークターキーの組み合わせが絶妙で、大学生の小腹を満たすには充分の満足感。

Ugly Mug

オーナー兼バリスタのデビッドさんにこのカフェを経営するまでの経緯を聞いてみました。

デビッドさんは、1995年に『Ugly Mug Cafe & Coffee Roasters』が開店してから4人目のオーナー。ワシントン大学の卒業生で、大学時代にここでアルバイトをし、「アカデミックの道に進むよりも、このそれほど大きいわけでもなく、居心地が素晴らしく、雰囲気が良いカフェでビジネスをやっていきたい」と感じたそう。そして、結婚とほぼ同時に店を引き継ぎ、以来約8年間、夫婦で経営を続けています。

「ここは大学生が来る場所。彼らが気軽に立ち寄り、コーヒーを飲み、食事ができるようにしている」と話してくれました。

学生時代にお世話になったカフェに今なお愛着を持ち続け、今の大学生にも愛されているカフェを経営するデビッドさん。これこそが本当の「ローカル」なんだろうなと思いました。

最後に僕がすごく気になっていた質問をしました。このカフェのキャラクターが何をもとにデザインされたのか・・・?デビッドさんの答えは「建物だよ」。建物にこのデザインになった理由があるそうです。外に出てこのカフェが入っている建物をよく見てみると・・・

Ugly Mug

ありました(笑)。最初のオーナーがこの建物をモチーフにして、カフェ名とキャラクターを考えたそうです。

Ugly Mug

カフェを出て、デビッドさんが通っていたワシントン大学のキャンパスを歩きました。この歴史ある大学で、オープン以来20年以上もの間、大学生に愛され続け、多くの在校生、卒業生の記憶に残っているであろう『Ugly Mug Cafe & Coffee Roasters』。これからもワシントン大学の近くにひっそりと佇み、学生の思い出になっていくのかと思うと、なんだか素敵です。

ワシントン大学、そして 『Ugly Mug Cafe & Coffee Roasters』 に行き、シアトルの学生気分を味わってみてはいかがでしょうか。

Thank you for a good time and coffee!

次は、年末にどうしても年越しそばを食べたくて、日本から来るお姉さんに大量の日本食を頼んだ美紗さんです。

Ugly Mug Cafe & Coffee Roasters
1309 NE 43rd Street, Seattle(地図
【席数】約25
【公式サイト】uglymugseattle.com
【Wi-Fi】無料 Wi-Fi あり
【電源】席によってはあり

佐藤伸介

佐藤伸介(Shinsuke Sato)
1996年、千葉県四街道市生まれ。幼少期から高校3年までを宮城県で過ごし、青森県の大学に進学。現在は休学し、文部科学省が展開する留学支援制度である 『トビタテ!留学 JAPAN』 の第8期生として、シアトルで1年間の留学中。東北地方の観光に貢献したい。マイブームはスペイン語。

掲載:2019年1月

このコラムの内容は執筆者の個人的な意見・見解に基づいたものであり、junglecity.com の公式見解を表明しているものではありません。



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