はじめまして!『シアトル留学生カフェ探訪』 第2期のトップバッターを務めさせていただくことになりました、匡洋(まさひろ)と申します。
第1期の沢田真洋さんからの告知にもありましたように、今月から5人の新たなメンバーで 『シアトル留学生カフェ探訪』 を再スタートします。それぞれが独自の視点で感じたことや見たことを読者の皆様にお伝えできるようがんばりますので、引き続きよろしくお願い致します。
それでは、『シアトル留学生カフェ探訪』 第30回のスタートです!
今回ご紹介するのは、シアトルのセントラル・ディストリクトにある 『Union Coffee』 です。
シアトルにはたくさんのカフェがありますが、その中でも 『Union Coffee』 は私のお気に入りのお店の一つなので、今回はぜひその魅力をご紹介したいと思います。
同店はお店のデザインにこだわりを持っており、主に白を基調としたデザインになっています。
2階から撮影した店内の様子。白を基調としてデザインされていることがわかると思います。日常生活の中で耳にする "Simple is best" という言葉がありますが、まさにその言葉通りのことを表しているような印象を受けました。コーヒーだけでなく、内装などもカフェという一つの素敵な空間を作り出すためには欠かせないものだと思います。
また、なぜ白を基調としたデザインにしたのかについてはオーナーのザックさんには尋ねませんでしたが、同店のファンである真洋さんの考えは、「清潔さを保つために白を基調としたデザインを用いているのではないか」というものでした。確かにそうかもしれません!
この写真に写っている方がオーナーのザックさんです。先ほど掲載した写真とこの写真を見ていただくとわかる通り、白を基調としているデザインなのに汚れていませんよね? 普通、白を基調としたものであれば、汚れが目立つはずです。ですが、どこを見ても汚れが見当たりません!
キャッシャーの横にある、袋入りのコーヒー豆。世界に知られるコーヒーの街・シアトルでは、お店によって使っているコーヒー豆が違うことは一つの特徴でもあります。
コーヒー好きの私からすると、どこのコーヒー豆を使っているのかを確認することはカフェを訪れるときの一つの楽しみです。同店ではワシントン州の州都オリンピアにある、Olympia Coffee Roasters のコーヒー豆を使っています。
キャッシャーにあった、Olympia Coffee Roasters のコロンビア産のコーヒー豆。いつか豆を購入して、自分でコーヒーを淹れてみたいです。
さて今回注文したのは、Flash-Brewed Iced Aero Press という夏限定のドリンク。
エアロプレスというのは空気の力を利用することでコーヒーに圧力をかけ抽出する方法ですが、実はエアロプレスを開発したのはフリスビーの会社である AEROBIE 社であり、コーヒーメーカーではありません(笑)。
エアロプレスで抽出されたコーヒーは酸味がありながらもスッキリとした後味で、とても飲みやすかったです。白を基調としたデザインの中にコーヒーを置いて写真を撮るとインスタ映えすること間違いなし(笑)。コーヒー以外にもクッキーなどのペイストリーもあるので、コーヒーと一緒にいただくのもいいかもしれません。
店内ではレコードをかけています。これまで、カフェに行って音楽を聴くことはあっても、レコードから流れる音楽は聴いたことがありませんでした。そもそもカフェにレコードを置いているところを見たことがなかったので、ザックさんに聞いてみたところ、驚きの答えが返ってきました。
今から10年前に大阪に旅行に行った時に訪れたレコードバーで、広い空間に心地よく響くレコードの音色に感銘を受けたことから、レコードを取り入れたというのです。些細な点かもしれませんが、私の出身地である大阪と同店が繋がっていたと知り、なんだか嬉しくなりました。
Thank you for a good time and coffee!
いかがでしたでしょうか。今回の記事を読んで少しでも多くの方々が同店に行きたいと思ってくだされば嬉しい限りです。
次は、試乗で初めてアメリカのフリーウェイ(高速道路)を運転し、ウインカー(signal)とワイパーを出し間違えたという、あやさんです。
Union Coffee
2407 East Union Street, Seattle(地図)
【席数】15
【公式サイト】unioncoffeeseattle.com
【Wi-Fi】 あり
【電源】 席によってはあり
友永匡洋(Masahiro Tomonaga)
1997年、大阪府泉大津市生まれ。同志社大学3年次を休学し、現在IBPプログラムで1年間シアトルに留学中。シアトルにはスタバ以外にも美味しいコーヒーショップがたくさんあることに気づき、カフェ巡りにハマっている。留学中にできるだけたくさんのカフェに行くことが目標。
掲載:2018年9月