シアトル
SEA WOLF BAKERS シー・ウルフ・ベーカーズ
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【ロケーション】 フリーモント
【公式サイト】www.seawolfbakers.com
「近所にあったら、毎日焼きたてのパンを買いに行くのに」と思わせる、ウォーリングフォードのベーカリー。看板商品のサワードウ・ブレッドは、酸味を含んだ香ばしい香りが食欲をそそり、魚介類料理との相性も良く日本人の口にぴったり。取材記事はこちら。
LA PARISIENNE ラ・パリジエンヌ
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【ロケーション】 ベルタウン
【公式サイト】www.laparisienneseattle.com
ベーカーとして30年以上の経験を持つ、フランス出身のパトリック・モーリンさんが2015年に開店したフレンチ・ベーカリー。焼きたてのクロワッサンやバゲット、ペイストリー、サンドイッチ、スープ、サラダなどが楽しめます。
COLUMBIA CITY BAKERY コロンビア・シティ・ベーカリー
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【ロケーション】 コロンビアシティ
【公式サイト】columbiacitybakery.com
レーニア・アベニューを南下したところにあるコロンビア・シティにあるベーカリー。店内に一歩入ると、香ばしい焼きたてのパンの香りに包まれます。バゲットやクロワッサンの他、数々のペイストリーやクッキー、パン、ケーキやタルトも人気。
BAKERY NOUVEAU ベーカリー・ヌーヴォー
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【ロケーション】 キャピトル・ヒル、ウエスト・シアトル、ビュリエン
【公式サイト】www.bakerynouveau.com
5年間にわたってシアトルの老舗エッセンシャル・ベーカリーのヘッド・ベーカーを務めたウィリアム・リーマンさんが、2006年12月にオープンしたベーカリー。3年に1度パリで開催されるワールド・カップ・オブ・ベーキング・コンテストで2005年にアメリカ・チームのキャプテンを務め、見事に優勝した経歴の持ち主で、カウンターには大きな優勝トロフィーが飾られています。オーガニック小麦粉のみを使うなど材料にもこだわりがあります。シアトル市内ではウエスト・シアトルとキャピトル・ヒルにカフェ、そして南のビュリエン市にフラッグシップストアがあります。
TALL GRASS BAKERY トール・グラス・ベーカリー
【ロケーション】 バラード
【公式サイト】tallgrassbakery.com
バラードの住宅地にあるアルチザン・ベーカリー。ホール・フーズや PCC、スリフトウェイなどの自然食品を多く取り扱っているスーパーマーケットや各地のファーマーズ・マーケット、そしてレストランにも卸しています。中でもファンが多いのは Levain(レバーン; フランス語で 『自然のイースト』 という意味)を使ったフランスの田舎風パン。また、くるみが入ったウォールナッツ・レバーンもアルチザン・ブレッドの代表格。バターがたっぷり入ったバゲットは、ハムやサラミを挟んでサンドイッチにすると格別。プルマン型のパンは日本の食パンのようですが、焼くと縁がパリパリになり、香ばしいトーストが味わえます。
MACRINA BAKERY マクリナ・ベーカリー
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【ロケーション】 クイーン・アン、ベルタウン、ソードー、キャピトル・ヒル
【公式サイト】www.macrinabakery.com
シンプルで家庭的なパンと料理を提供するべく、材料にもできるだけローカルでとれた無農薬の材料を選んでいるベーカリー。イタリア風のパンやデザート、サンドイッチやサラダなどが楽しめます。「バランスのとれた味で、甘過ぎることなく、日本人のお客さんにもおすすめ」と、オーナーのレスリーさん。同店は地元の教会や学校にもイベントに合わせてパンを寄付するなどしており、コミュニティになくてはならない存在となっています。
FUJI BAKERY フジ・ベーカリー
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【ロケーション】 インターベイ、インターナショナル・ディストリクト
【公式サイト】www.fujibakeryinc.com
日本ではおなじみの食パン、そして惣菜パンなど、いろいろな種類のパンが揃っています。また、東京とパリで経験を積んだペイストリーシェフの大沢勇史さんが手がけるフレンチのケーキが人気。注文販売も受け付けています。
BELLE EPICUREAN ベル・エピキュリアン
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【ロケーション】 ダウンタウン、マディソン
【公式サイト】www.belleepicurean.com
クラシックで優雅な趣のあるダウンタウンのフェアモント・オリンピック・ホテル1階と、高級住宅街のマディソンの2店舗を持つベーカリー。シアトル生まれ・シアトル育ちで、パリの料理学校ル・コルドン・ブルーを首席で卒業したキャロライン・ファーガソンさんが、オール・ナチュラルとオーガニックの材料だけを使って、フレンチ・ペイストリーを焼き上げます。。シアトルのロースターとしておなじみのカフェ・ヴィータの豆を使ったコーヒーとの相性もぴったり。
BYEN BAKERI ビエン・ベーカリ
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【ロケーション】 クィーン・アン
【公式サイト】www.byenbakeri.com
スカンジナビアの伝統的なパンやペイストリー、クッキーやケーキ、キッシュやサンドイッチが味わえるベーカリー。バゲットやディナーロールなども揃っています。店内にカフェスペースもあるので、ゆったりとくつろげます。
SAINT BREAD セイント・ブレッド
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【ロケーション】 ポーテージ・ベイ
【公式サイト】www.saintbread.com
The New York Times の「アメリカで最高のベーカリー22選」に選ばれたベーカリー(2024年12月)。ドイツ・アルザス地方出身の母と日本北部出身の父を持つ中西部生まれの Yasuaki Saito さんが、サンフランシスコやポートランドを経験を積み、ワシントン大学シアトル校キャンパスの南側にあるポーテージ・ベイに面したところに2021年にオープンしました。デンマークのコペンハーゲンから移住した船大工一家ヤンセン家の工場だったところを店舗に改装したことから、その歴史に敬意を払い、デンマーク語で「本物のパン」「手作りのパン」を意味する “sandt brod” をベースに、この仕事に対する神聖な思いを伝えるため、『Saint Bread』と名付けました。メニューには、シナモンと沖縄のシュガートーストやお好み焼きのトルティーヤなど、特に日本人の父親からインスピレーションを得たものがあります。ぜひ屋外のパティオでくつろぎながら、味わってみましょう。
BEN’S BREAD べンズ・ブレッド
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【ロケーション】 グリーンウッド
【公式サイト】bensbread.com
2023年の開店以来、大人気となっているベンズ・ブレッド。長年にわたり料理人として経験を積んだベンさんは、シアトルの人気シェフ、ジョン・サンドストロム氏のレストラン『ラーク』でパンを焼くプログラムを開始し、サイドビジネスとしてポップアップでパンを売り始めたところ人気が出たため、実店舗を開店しました。ワシントン州産の材料を主に使って、看板商品のサワドーはもちろん、甘すぎず、優しい味わいのクッキー、ケーキ、クラッカー、イングリッシュマフィンなども焼いています。屋外には座って食べられるスペースもあります。
DAHLIA BAKERY ダリア・ベーカリー
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【ロケーション】 ベルタウン
【公式サイト】www.dahliabakery.com
オーナーのトム・ダグラス氏はシアトル内に多数のレストランを展開するシェフ。名物はトリプルココナッツ・クリームパイ。スイーツから、サラダ、スープ、サンドイッチなどの軽食も揃っています。
FRESH FLOURS フレッシュ・フラワーズ
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【ロケーション】 フィニー・リッジ、サウス・レイク・ユニオン、ビーコン・ヒル、ウエスト・シアトル
【公式サイト】www.freshfloursseattle.com
ニューヨークやシアトルでベーカーとして経験を積んだ洪敬司(こう・けいじ)さんと峰松悦子さん(取材記事はこちら)が、2005年に創業。フィニー・リッジにオープンした1号店は白や緑の壁にオレンジのライトをアクセントにしたモダンなインテリアで、廃材だったボーリング場のレーンをベンチやカウンターにするというユニークなアイデアが光っています。※2021年に2代目オーナーに売却されました。
GRAND CENTRAL BAKERY & CAFE グランド・セントラル
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【ロケーション】 パイオニア・スクエア、イーストレイク、ウェッジウッド、ビュリエン
【公式サイト】www.grandcentralbakery.com
シアトルの老舗ベーカリーのひとつで、シアトル市内に店舗網を広げています。各種パン、ペイストリー、サンドイッチ、手作りのスープなどが人気です。各地のスーパーマーケットなどでもパンが販売されています。パイオニア・スクエアの1号店は2013年にオバマ大統領が講演後に立ち寄ったことでも知られています。
LARSEN’S ORIGINAL BAKERY ラーセンズ・オリジナル・ベーカリー
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【ロケーション】 バラード
【公式サイト】www.larsensbakery.com
デンマークから移住してきたラーセン兄弟が1974年に開店して以来、伝統的なデンマークのペーストリーを中心に製造販売しているベーカリー。ショーケースにはいろいろなペーストリーやクッキーが並んでいます。おすすめは、サクサクの生地に風味豊かでふっくらしたアーモンドペーストが人気の “Kringle”、フルーツやレーズン入りの “Julekaka”、アーモンドクリームとカスタード入りの “Smorkage” といったデンマークの伝統的なパンや、スウェーデンの “Cardamon Braids” など。結婚式のケーキの注文も受け付けています。
LE FOURNIL ル・フォーニル
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【ロケーション】 イーストレイク
【公式サイト】www.le-fournil.com
ワシントン大学のそばのユニバーシティ・ブリッジのそばにあるベーカリー。オーナーのニコラスさんは、カナダ、メキシコ、バハマなどさまざまな土地を渡り歩いた後、1993年にシアトルに来たフランス人。「繊細で軽い口当たりの、フランスのパンを再現したい」という想いから、1997年に同店をオープンしました。一番人気のクロワッサンは、レストランやカフェなどにも販売しており、その数は週に8千個を超えるそう。バターをたっぷり使った濃厚な味ながら、サクサクとした歯ざわりをぜひ。また、パンと同様の人気を誇るのが、ケーキなどのデザート。季節の果物を使ったタルト類は、手土産にもおすすめです。
LE PANIER ル・パニエ
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【ロケーション】 パイク・プレース・マーケット
【公式サイト】www.lepanier.com
シアトルの観光スポットの一つであるパイク・プレース・マーケットにあるフレンチ・ベーカリー。フランス人とアメリカ人が経営していますが、職人はフランスで修行をして経験を積んだフランス人が中心となっています。コーヒーにはイタリア人が経営するシアトルのカフェ・ウンブリアのフレンチ・ローストなどを使用しています。
PETIT PIERRE BAKERY プチ・ピエール・ベーカリー
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【ロケーション】 マグノリア、フィニー・リッジ
【公式サイト】www.petitpierrebakery.com
2015年10月、閑静な住宅街が広がるシアトルのマグノリア地域に、パリから米国に移住したフランス人のピエールさんとシアトル生まれ育ちのジョアナさんが開店したベーカリー。いろいろなクロワッサン、サンドイッチ、ペイストリーなど、ローカル食材と本場フランスの技を融合させた品々が人気。2022年にフィニー・リッジに2号店を開店しました。
PRINCI プリンチ
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【ロケーション】 キャピトル・ヒル、ソードー、サウス・レイク・ユニオン
【公式サイト】www.petitpierrebakery.com
イタリア・カラブリア生まれのロッコ・プリンチ氏が1986年に創業したベーカリー 『Princi』(プリンチ)。米国1号店は、シアトルのキャピトル・ヒルにあるスターバックス・リザーブ旗艦店内に2017年にオープン。看板商品のサワドー・ブレッドなど、ミラノとロンドンで人気の高いアイテム100種類をラインアップ。印刷されたメニューはなく、ショーケースのところで商品を見ながら注文するスタイルです。取材記事はこちら。
TEMPLE PASTRIES テンプル・ペイストリーズ
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【ロケーション】 セントラル・ディストリクト
【公式サイト】www.templepastries.com
フレンチのペイストリーやサンドイッチ、ドーナツ、季節のスイーツなどが味わえるベーカリー。2018年にポップアップのベーカリーとして展開して大ヒットし、2020年10月にレシャイ寄りのセントラル・ディストリクトに実店舗をオープンしました。たくさんの観葉植物が置かれた店内は白を基調とし、清潔感のある落ち着いた雰囲気。天井が高く、店舗をぐるりと囲む大きな窓からは自然光がたくさん入ってきます。定番のクロワッサンやミルクパン、季節のフルーツ入りのパウンドケーキ、カスタードクリームの入ったバスクケーキなど、人気商品は早く売り切れることも。ピックアップしたい日の3日前までなら、オンラインで注文も可。
MITTEN SWEETS & COFFEE ミトン・スイーツ&コーヒー
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【ロケーション】 ファースト・ヒル
【公式サイト】www.mittensweetsandcoffee.com
大阪出身の佐久間実里(さくま・みさと)さんが2016年に創業した『Pastry Mitten』(ペイストリー・ミトン)。さまざまなケーキや焼き菓子の注文販売、レストランやグローサリーストアへの卸販売で人気を博し、2022年秋にシアトルのファースト・ヒルに実店舗を開店しました。天井が高く、柔らかな自然光がたくさん入る大きな窓のある店舗ですべての商品を製造しているので、入口のドアを開けた瞬間に美味しそうな香りが漂ってきます。インタビュー記事はこちら。
ROSELLINI’S FINE CAKES & BAKED GOODS ロセリーニズ
【ロケーション】 バラード
【公式サイト】rosellinis.com
バラードの住宅地にある、小さなフレンチ・ベーカリー。クロワッサンや各種ペイストリー、クッキーなどをラインアップしています。店内・屋外にテーブルと椅子があります。
ZYLBERSCHTEIN’S DELICATESSEN & BAKERY ジルベルスタインズ・デリカテッセン&ベーカリー
【ロケーション】 ノースゲート
【公式サイト】www.zylberschtein.com
ユダヤ系のデリカテッセンとベーカリー。ベーグル、ハッラー、バブカ、ライ麦パンなどに加え、サンドイッチやスープ、ケーキ、総菜も販売しています。
COYLE’S BAKESHOP コイルズ・ベイクショップ
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【ロケーション】 グリーンウッド
【公式サイト】www.coylesbakeshop.com
The Herbfarm と Le Pichet で経験を積んだペイストリーシェフのレイチェル・コイルさんが2015年に開店したベーカリー。クロワッサンとプレッツェルをあわせたクレッツェルなどのオリジナルや、チョコレートクロワッサンなどのフレンチの定番をラインアップ。カフェスペースもあるので、ゆったりとくつろげます。
85°C BAKERY CAFE 85℃・ベーカリー・カフェ
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【ロケーション】 タクウィラ、インターナショナル・ディストリクト、リンウッド、レドモンド
【公式サイト】www.85cbakerycafe.com
台湾で最も人気の高いベーカリーチェーンで、全米各地に店舗を広げているベーカリー。約100種類のパンは各店舗で焼くシステムで、手ごろな価格が売り。詳しい取材記事はこちら。
イーストサイド
FARINE BAKERY & CAFE ファリーヌ・ベーカリー&カフェ
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【ロケーション】レドモンド、ベルビュー
【公式サイト】www.farinecafe.com
レドモンドのダウンタウンに2020年春にオープンしたベルジアン・ベーカリーカフェ。クロワッサンやバゲット、タルトなどのほか、ブラッスリーのような雰囲気のサラダやスープ、サンドイッチなどのブレックファストやランチのメニューも楽しめます。有名なベルギーのワッフルも、リエージュとブリュッセルの2種類があります。2022年9月にベルビューに2号店をオープン。Farine とは、フランス語で flour(小麦粉)の意味。
L’EXPERIENCE PARIS レクスペリエンス・パリ
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【ロケーション】 ベルビュー、マーサー・アイランド、イサクア、カークランド
【公式サイト】www.lexperienceparis.com
フランスはパリ出身のジュリアン・エルベさんが2018年7月にベルビューに開店した、ワンランク上のベーカリーカフェ。2019年7月にはマーサー・アイランドのベーカリーを買い取り、同店で販売するパンや焼き菓子やケーキ、ケータリングをすべて手がけるキッチンを兼ねた2号店として営業しています。「フランスの伝統的な味を再現するには、フランス産の小麦粉とバターを使うことが一番大事」とのこと。新鮮なワシントン州産の野菜や果物を使い、オリジナリティあふれる、完成度の高いものを追求し続けています。200種類以上のフレンチワイン、日本人にもなじみの深いマリアージュフレールの茶葉も楽しめます。取材記事はこちら。
BELLE PASTRY ベル・ペイストリー
【ロケーション】 ベルビュー
【公式サイト】www.bellepastry.com
オールド・ベルビューのフレンチ・ベーカリー。全面がガラスになっているので店内はとても明るく、長いショーケースにはたくさんのペイストリーやケーキが並べられている。ストロベリー・ショートケーキやエクレア、レモンムースなど甘さ控えめのケーキ、焼きたてのバゲット、ブリオッシュ、サンドイッチ、手作りスープなどは、店内のテーブル席で食べることもできる。平日のランチや週末のブランチには混み合うことも。
ボセル市
T55 Patisserie
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【ロケーション】 ボセル
【公式サイト】t55patisserie.com
シアトルの北東にあるボセル市に、2022年の夏に開店したフレンチ・ベーカリー。シンガポール出身のシェフ、ムハンマド・ファイロズ・ラシュドさんは、フランスのパリにある料理学校、エコール・グレゴワール・フェランディで学び、フランスやシンガポールの一流料理店で経験を積んで渡米。ムハンマドさんと妻で共同経営者のケイティ・ポールさんは、COVID-19のパンデミック宣言と時と同じくしてシアトルのインターナショナル・ディストリクトに『Susu』を開店して人気となりましたが、一旦休業。フレンチに焦点を当てた『T55 Patisserie』をボセルに開店したところ、一躍人気店になりました。
キットサップ郡
SABOTEUR BAKERY サボター・ベーカリー
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【ロケーション】 ブレマートン
【公式サイト】saboteurbakery.com
カリフォルニアのミシュランの星付きレストランで働いていたパティシエ、マット・ティンダーさんが、2017年にブレマートンに開店したベーカリー。人気のクロワッサンやキッシュは、「見た目にこだわらず、味で勝負」だそう。ブレマートンのダウンタウンへはシアトルからフェリーで一時間。ベーカリー目当てにわざわざ行く価値あり。「お目当てのパンが売り切れている場合があるので、遠方からいらっしゃる場合はお電話でご確認ください」とマットさん。