紅茶を味わいながら、三段のティースタンドに盛られたケーキやスコーン、サンドイッチをいただく -。そんなアフタヌーンティーはイギリス発祥のお茶の習慣ですが、「コーヒーの街」として知られるシアトルでも、高級ホテルやティーハウスなどで気軽に楽しめます。
The Queen Mary Tea Room
クィーン・マリー・ティー・ルーム
1988年から営業している、かわいらしいティールーム。花やレースをあしらったインテリア、美しい茶器などが、雰囲気を盛り上げてくれます。ソルベ、ショートブレッド、スコーン、スコーン、キッシュ、スープ、サンドイッチ、フルーツなど、盛りだくさん。グルテンフリーのメニューや、10歳以下の子ども向けのメニューもあります。大人の雰囲気のティールームではなく、誰かの家に来たかのような雰囲気なので、子どもたちのパーティなどにも人気。ショッピング・モール、ユニバーシティ・ビレッジの北側すぐ。
Fairmont Olympic Hotel
フェアモント・オリンピック・ホテル
クラシックな高級ホテル、フェアモント・オリンピック・ホテルで味わうアフタヌーン・ティー。クリスタルのシャンデリアが輝くザ・ジョージアンでのアフタヌーン・ティーは、2022年で26年を迎えました。スコーン、ティーサンドイッチ、ペイストリーが三段のティースタンドでサーブされます。ホテルの屋上に設置されたミツバチの巣箱から集められたハチミツもサーブされるはず。お茶のセレクションは10種類以上。12歳以下の場合、子ども向けのアフタヌーン・ティー 『Little Kings and Queens Tea』 が楽しめます。ゆったりとした午後を過ごしたい時にぴったり。メニューは季節ごとに変わります。
11月下旬から12月にかけてのホリデー・シーズンは、特別なホリデー・ティーが楽しめます。
The Lodge at St. Edward
ザ・ロッジ・アット・セント・エドワード
2021年5月にレイク・ワシントンの北東の岸辺に位置するケンモア市のセント・エドワード州立公園にオープンしたホテル 『ザ・ロッジ・アット・セント・エドワード』 でのアフタヌーン・ティー。かつてセント・エドワード神学校の学生たちの食堂だった美しいダイニングルーム 『Cedar + Elm』 で、ティーサンドイッチ、スコーン、クランペット、ベニエ、そしてデビルドエッグなどの軽食を、ライブミュージックとともに楽しめます。お茶は Rishi Tea のオーガニックティー。Rishi とはサンスクリット語で「先見者、賢者、真理の探求者」を意味しています。メニューはこちら。
1931年に神学校として建設され、1976年に廃校となった後、1977年に土地ごとワシントン州に売却され、セント・エドワード州立公園が誕生しました。2017年に中心となる建物をホテルに改装する官民プロジェクトが立ち上げられ、2021年5月に正式にオープン。84の客室はすべて寮の客室を改装したものですが、オリジナルの窓やドア、建物の建築図面をモチーフにした壁紙などを残しながら、心地の良い空間に仕上がっています。