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科学的なアプローチでサステナビリティを追求する『Bamboo Sushi』に行ってきました!

サステナブルな寿司レストランとして注目の 『Bamboo Sushi』が、今日30日(水)にシアトルのユニバーシティ・ビレッジに7号店をオープンしました!

その前に開催されたメディアレセプションに行ってきましたので、レポートいたしますね。

こちらの記事でご紹介したように、サステナブルな寿司レストランとしてオレゴン州ポートランドで創業し、ポートランドに5軒、コロラド州デンバーに1軒の計6店舗を展開している 『Bamboo Sushi』。このシアトル店は7号店です。

外観はオシャレな色合い。外から見えるプライベート・ダイニングルームもいい感じです。

まずはバーでゆっくりお酒をという方は、入って右手のバーへ。このセクションは21歳以上のみで、二人がけのテーブル、6人ぐらいまですわれそうなブースがあります。オリジナルのカクテル、兵庫県神戸市にある酒心館と共同開発した日本酒などもラインアップしています。

入口を入って左手は、ダイニングエリア。壁にはローカルの壁画&タトゥーのアーティストが手がけた海女さんたちが。テーブル同士の間の間隔が大きくとられているので、ゆったり食事が楽しめそうですね。家具にはオシャレな見た目ながらも再利用した素材をできるだけ使うなど、細部までこだわっています。

創業者のクリストファー・ロフグレンさんのサステナビリティへの熱い想いを聞きながら、こだわりの握りをいただきました。メニューの一品一品に至るまでそのCO2の排出量を計測している世界初の寿司レストランになったこと、また、CO2の排出は SeaGrass Grow を通して完全にカーボンニュートラルになるという計算をしてあるなど、科学的なアプローチをとっています。「数字が見えるとわかりやすく、目標が明確になる」。

ちなみに、Bamboo を名前に入れたのは、お母様のアイデアだったそう。起業する前、たまたま訪れていたシアトルの『Purple Cafe & Wine Bar』で食事をしていた際、「会社の名前をどうしようか」と話していたクリストファーさんの背後にあった竹を見たお母様が「竹はどう?」。「竹の特性などからサステナビリティのアイデアにピッタリということで採用した(笑)」と話してくれました。

伝統的な握りもあれば、オレンジ・オリーブオイル・レモンのすりおろし・海塩を乗せたキングサーモン、味噌とバジルのペーストを乗せた striped bass の握りなども。スパイシーツナにアルバコアのたたきを乗せてかいわれ大根を散らしたアメリカンな巻き寿司も人気でした。

海産物のサステナビリティについては、「知ったこっちゃない」という人から、「いろいろ調べて、自分なりに工夫している」という人まで、さまざまですよね。クリストファーさんは「やり方はひとつではない。これから技術の進歩もあれば、環境の変化もある。勉強し続け、改善を続けていきたい」と話してくれました。

現在はディナー営業のみですが、11月中旬からは、ランチ営業が始まり、テイクアウト専用窓口もオープンする予定。この機会に、ユニークなアプローチの寿司を体験してみてはいかがでしょうか。

Bamboo Sushi
2675 NE University Village Street, Seattle(地図
6m-10pm ※11月中旬からランチ営業開始予定
ハッピーアワー 5pm-6pm テイクアウト専用窓口 11am-5pm ※11月中旬から開始予定
bamboosushi.com



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